中国本土の春節「春運」終了、延べ94億回の移動で過去最多
中国本土で2026年の春節(旧正月)に伴う移動ピーク「春運(Chunyun)」が3月13日に終了し、40日間(2月2日〜3月13日)の域内移動は延べ94億回と過去最多を記録しました。中国交通運輸部がデータを公表しています。
春運(2月2日〜3月13日)で「延べ94億回」
今回の数字は、中国本土における地域をまたぐ旅客移動(inter-regional passenger trips)を合算したものとされています。40日間という限られた期間に移動が集中する春運は、交通インフラの実力や運用体制が可視化されやすいタイミングでもあります。
内訳:道路が約87億回、鉄道は5億3800万回
中国交通運輸部のデータによると、輸送モード別の内訳は次の通りです。
- 道路(road):87億3600万回(推計)
- 鉄道(railway):5億3800万回
- 水運(waterway):3595万回
- 民間航空(civil aviation):9439万回
数字が示すこと:人の流れを「どうさばくか」
延べ94億回という総量の大きさに加え、内訳では道路移動が大部分を占めています。一方で、鉄道や航空、水運も一定規模で利用されており、春運期の移動が単一の手段に限られていないことも読み取れます。
春運は毎年の恒例行事であると同時に、需要の急増に合わせたダイヤ編成、混雑緩和、安全運行など、現場の調整力が問われる季節でもあります。今回の結果は、移動需要の把握と輸送モードごとの役割分担が、引き続き重要なテーマであることを静かに示しています。
用語メモ:春運(Chunyun)とは
「春運」は、春節前後の帰省や旅行などで人の移動が集中する時期を指す言葉です。2026年は2月2日から3月13日までの40日間が春運期として集計され、3月13日に終了しました。
出典:中国交通運輸部(データ公表)
Reference(s):
China's 2026 Spring Festival travel rush sees record 9.4 billion trips
cgtn.com








