中国本土最遠沖合のオフショア風力発電所、広東省で本格建設が始まる video poster
中国本土で最も海岸線から離れたオフショア風力発電所の本格建設が、広東省陽江の三山島で本日始まりました。中国華電が先行してタービンを設置し、全規模の工事に移行したことが明らかになっています。
プロジェクト概要
三山島風力発電所は、ハイリング島の南側に位置し、総出力は500メガワット(MW)を目指します。敷設面積は海上54平方キロメートル、海深は46~50メートルで、発電所の中心は陸地から約82キロメートル、最遠地点は約89キロメートル離れた場所にあります。
技術と運用の特徴
- タービン数:31台、各出力16.2MWの大型風力タービンを採用
- ビッグデータとインテリジェントアルゴリズムを活用し、機体状態の監視・故障診断・運転調整を自動化
- 出力向上目標:1%~2%増加、故障率は20%削減、収益は5%~10%向上を見込む
環境へのインパクト
完成後は年間約16億キロワット時(kWh)のクリーン電力を供給し、約70万世帯分の電力需要をまかなうと見込まれています。また、標準石炭換算で年間50万トン以上の使用を削減し、二酸化炭素排出量は年間126万トン削減することで、広東省・大湾区(Greater Bay Area)のエネルギー転換に寄与します。
地域と産業への波及効果
本プロジェクトは、中国本土の再生可能エネルギー比率拡大のシンボルとなり、同地域の産業育成や雇用創出、さらなるオフショア風力技術の商業化に向けたモデルケースとして期待されています。
Reference(s):
Full-scale construction of China's farthest offshore wind farm begins
cgtn.com








