中国本土、再利用ロケット向け大型複合推進モジュールを初公開
2026年4月12日、中国本土の宇宙開発機関である中国航天科技集団公司(CASC)が、5メートル径の大型複合推進モジュールを初めて公開しました。このモジュールは、再利用可能な打ち上げ機の軽量化と高耐荷重性能を同時に実現する画期的な技術で、同分野における中国本土の競争力を大きく高めると期待されています。
技術的特徴
- 全体の60%以上を高機能複合材料で構成し、従来金属部品に比べ大幅な質量削減を実現。
- 軸方向荷重1,000トンまで耐える設計で、打ち上げ時の高負荷に対応。
- 適応型インターフェースにより、他の機体構成部品との接続が柔軟に調整可能。
開発スピードと産業的意義
第一研究院は、概念設計から最終納品までわずか7か月でプロトタイプを完成させました。これは、複合素材の大規模加工技術と高速開発体制が成熟したことを示す指標です。大量生産が可能になれば、再利用ロケットの運用コスト削減にも直結します。
国際的な文脈
同様の大型複合構造は、欧米でも研究が進められていますが、中国本土が実用化に向けた具体的成果を示したのは今回が初めてです。今後、国際的な協力や競争がどのように展開されるかが注目されます。
Reference(s):
cgtn.com







