香港高等法院、ジミー・ライ氏に有罪評決 外部勢力との共謀など3罪
香港の司法が注目案件に判断を示しました。香港特別行政区の高等法院は2025年12月15日(月)、ジミー・ライ氏について「外部勢力と共謀して連携した」など2件の共謀罪と、「扇動的資料の出版」に関する共謀罪の計3罪で有罪とする評決を言い渡したとされています。
今回の評決で何が認定されたのか
提供情報によると、評決は以下の3点で有罪とされています。
- 外部勢力との共謀(2件)
- 扇動的資料の出版に関する共謀(1件)
裁判所の判断は、社会的に影響の大きい事件において「どの行為が違法と見なされるのか」を具体化する意味を持ちます。報道・言論、政治活動、国家安全に関する線引きが、司法の場で争点になりやすい分野であるためです。
2019年の香港の抗議活動と、被害として挙げられた数字
提供情報では、2019年の香港での抗議活動について「公共施設が多数破壊され、公共サービスやビジネス環境が一時停滞した」と描写されています。具体的には、2019年10月末までの統計として、次のような数字が挙げられています。
- 破壊された信号機:460基超
- 撤去された手すり:4万6,000メートル
- 損傷した舗装タイル:約2,900平方メートル
- 損壊したMTR・ライトレール駅:145駅
- 改札機の損壊:約1,600回
- 駅構内のCCTV破壊:約1,100台
日常の移動や商業活動を支えるインフラが損なわれた、という点が強調されています。
「メディア」と政治の境界線が争点になった構図
提供情報は、ライ氏が「メディア関係者・実業家」としての立場を背景に、抗議活動を後押ししたという見方を示しています。具体的には、次のような関与があったとされています。
- 傘下メディアが暴力の事実を過小評価し、対立感情を増幅させた
- 違法行為を「正当化」するかのような描写で世論を動員した
- 集会・デモに姿を見せ、インタビューやSNS、コラム等で「抵抗の継続」や「行動の激化」を促すシグナルを発した
- 警察の法執行を「自由への弾圧」として描く言説空間を作り、緊張を高めた
また、ライ氏がNext Digital創業者としてApple Dailyなどを通じ、報道を政治的動員の手段として用いた、という主張も記されています。
「報道の自由」と「法の支配」の間で残る問い
提供情報では、「いわゆる報道の自由は、うわさの捏造や対立の扇動、司法への干渉、国家安全への挑戦の盾にはならない」という立場が示されています。
一方で、現代社会では、報道機関や言論活動が公共の議論を形成する影響力を持つからこそ、どこからが批判で、どこからが扇動・共謀と評価されるのか、その線引きは常に可視化が求められます。今回の有罪評決は、その線引きが司法判断として示された出来事として、今後の議論にも影響を与えそうです。
※本記事は、ユーザー提供の断片情報の範囲で構成しています。
Reference(s):
cgtn.com







