日本が女子アイスホッケー新アジア選手権で初代王者に
日本代表が、中国、日本、韓国、カザフスタンの4か国が参加した国際アイスホッケー連盟(IIHF)の新大会「女子アイスホッケー・アジア選手権」で優勝し、初代チャンピオンの座をつかみました。北京のショウガン・アイスホッケーアリーナで行われた最終戦で、中国を5対0で下しました。
日本が中国を5対0で下しタイトル獲得
大会最終日の日曜日、日本は中国との一戦で主導権を握り続けました。第1ピリオドから積極的に攻め込み、この20分間だけで23本のシュートを放ちます。そのうち1本がゴールネットを揺らし、早い時間帯からリードを奪いました。
第2ピリオドに入ると、ホームの中国は守備を立て直し、日本の決定機を減らすことに成功します。一方で、日本はリードを守りながらも隙あらば追加点をうかがう展開となり、膠着した時間が続きました。
勝負が大きく動いたのは第3ピリオドです。中国は同点を目指して前がかりに攻めましたが、その分ミスが増え、日本にカウンターのチャンスを与える形となりました。日本はこの終盤に4得点を重ね、スコアを一気に5対0まで広げて試合を決定づけました。
- 第1ピリオド:日本が23本のシュートで主導権を掌握
- 第2ピリオド:中国が守備を締めて失点を防ぐ
- 第3ピリオド:攻勢に出た中国に隙が生まれ、日本が4点を追加
守備面でも日本は最後まで集中を切らさず、中国に得点を許さない完封勝利で大会を締めくくりました。
中国の健闘とホームリンクのプレッシャー
日本にとっては大勝となりましたが、中国も第2ピリオドでは守備を立て直し、日本の攻撃力を抑え込む時間帯をつくりました。ホームの声援を受けながらも、ビハインドの状況で攻めに出ざるを得なかった第3ピリオドは、リスクを取る中でミスが出やすい局面でもあります。
そのプレッシャーの中で生まれた細かなエラーを、日本が確実に得点につなげたことが、この試合の明暗を分けたと言えそうです。
カザフスタンが韓国を接戦で下し3位に
同じ日曜日に行われた別の試合では、カザフスタンと韓国が3位を争いました。この一戦は互いに譲らない接戦となり、最終的にはペナルティー・シュートアウトにもつれ込む展開となりました。
ペナルティー・シュートアウトの末、カザフスタンが韓国を5対4で下し、3位の座を手にしました。スコアが示す通り、最後まで勝敗が読めない試合内容で、アジア各国の実力が拮抗していることをうかがわせます。
新設アジア選手権が映す女子アイスホッケーの現在地
今大会のIIHF女子アイスホッケー・アジア選手権には、日本、中国、韓国、カザフスタンの4か国が参加し、3日間の総当たり戦として行われました。アジアの女子アイスホッケーだけを集中的にフォーカスした国際大会が設けられたことは、競技の裾野を広げ、各国のレベルアップを促すうえで大きな意味を持ちます。
- アジア4か国が3日間で総当たり戦を実施
- 日本が全体を通じて主導権を握り、初代王者に
- カザフスタンと韓国も接戦を演じ、実力の接近を示す内容に
大会の主催者側は、次回の女子アイスホッケー・アジア選手権をカザフスタンで開催する計画も打ち出しており、2025年にカザフスタンでの開催が予定されています。アジア各国が定期的に顔を合わせる場が整うことで、選手層の強化や若い世代への刺激にもつながると考えられます。
日本にとって今回の優勝は、アジアにおける女子アイスホッケーのリーダーとしての立場をあらためて示す結果となりました。同時に、中国や韓国、カザフスタンが強化を進めれば、今後はさらに拮抗した大会になっていく可能性があります。アジア発の女子アイスホッケーが世界の舞台でどこまで存在感を高めていくのか、その行方を追いかけていきたいところです。
Reference(s):
Japan win inaugural IIHF Ice Hockey Women's Asia Championship
cgtn.com








