ACLエリート、アル・ヒラルが4連勝 ネイマール負傷もミトロビッチがハット
サウジアラビアの強豪アル・ヒラルが、アジア・サッカー連盟(AFC)チャンピオンズリーグ・エリートのリーグ戦で開幕4連勝を飾りました。国際サッカーニュースとしても注目される一方で、復帰したばかりのネイマールが再び負傷し、その状態に関心が集まっています。
アル・ヒラル、ミトロビッチのハットトリックで4戦全勝
今週月曜に行われたAFCチャンピオンズリーグ・エリートの試合で、アル・ヒラルはイランのエステグラルに3-0で快勝し、リーグフェーズ無傷の4連勝としました。
- スコア:アル・ヒラル 3-0 エステグラル(イラン)
- 得点者:アレクサンダル・ミトロビッチ(15分、33分、74分)
- 会場:キングダム・アリーナ(リヤド)
元フラムのストライカー、ミトロビッチは15分にゴール前での押し込みで先制点を奪うと、33分にも再び至近距離から追加点。74分には右サイドからのジョアン・カンセロのクロスに頭で合わせ、ハットトリックを完成させました。
この結果、アル・ヒラルはリーグフェーズで4戦全勝。アル・アハリも同じく4連勝としており、3位のアル・サッドに4ポイント差、4位アル・ナスルにはさらに1ポイント差をつけて抜け出しています。
復帰からわずか2週間 ネイマールが再びピッチを後に
アル・ヒラルにとって唯一の不安材料となったのが、ネイマールの負傷です。前十字じん帯(ACL)断裂による約1年の離脱から2週間前に復帰したばかりのネイマールは、この試合で途中出場しましたが、ピッチに立ってから29分後に再び交代を余儀なくされました。
具体的な負傷の詳細や離脱期間は明らかになっていませんが、世界的スターの状態はクラブだけでなく、アジアサッカー全体にとっても大きな関心事となりそうです。
アル・アハリは5発快勝 フィルミーノとマフレズが躍動
同じサウジ・プロリーグのアル・アハリも、イラクのアル・ショルタを5-1で下し、こちらも4連勝としました。試合はジェッダで行われ、フィルミーノやマフレズら攻撃陣が存在感を示しました。
- スコア:アル・アハリ 5-1 アル・ショルタ(イラク)
- 得点者:ロベルト・フィルミーノ(2点)、フェラス・アル・ブリカン、リヤド・マフレズ(2点)
フィルミーノは14分にジヤド・アル・ジョハニのクロスを頭で合わせて先制点をマーク。その後、フランク・ケシエのPKが相手GKアフメド・バシルにセーブされると、アル・ショルタのサジャド・ジャシムにカウンターから同点ゴールを許しました。
それでも前半アディショナルタイムにフィルミーノが再び押し込んで勝ち越し。後半8分にはフィルミーノのラストパスからアル・ブリカンが3点目を決め、流れを完全に引き寄せました。61分にはマフレズが右足でゴール左隅に流し込み4点目、さらに4分後にも追加点を奪い、スコアは5-1となりました。
ペルセポリスやアル・サッドはドロー決着
この日は他会場でも接戦が続きました。イランのペルセポリスはカタールのアル・ガラファと1-1の引き分け。ドバイで行われた試合で、53分にファルシャド・ファラジがペルセポリスに先制点をもたらしましたが、交代出場のアフメド・アル・ガネヒがわずか3分後に同点ゴールを決め、勝ち点1を分け合いました。
ドバイではこのほか、アラブ首長国連邦(UAE)のアル・ワスルとカタールのアル・サッドも1-1のドロー。29分にアレクシス・ペレスのシュートがディフレクションしてアル・ワスルが先制しましたが、ロマン・サイスが後半開始から1時間過ぎに同点弾を決めました。
ロナウド擁するアル・ナスルは王者アル・アインと激突へ
リーグフェーズは12チームによるリーグ戦となっており、西アジアと東アジアそれぞれの上位8チームが来年3月に予定されているノックアウトラウンドに進出します。
現在、西アジアではアル・ヒラルとアル・アハリが首位争いをリードし、その後ろをアル・サッドとアル・ナスルが追う展開です。クリスティアーノ・ロナウドを擁するアル・ナスルは、あす火曜にタイトルホルダーのアル・アインと対戦予定で、上位争いの行方を占う重要な一戦となります。
また、ウズベキスタンのパフタコールはカタールのアル・ラーヤンと対戦する予定で、西アジアの順位争いはますます激しさを増しそうです。
「スター軍団」の台頭が意味するもの
フォーマットが刷新されたAFCチャンピオンズリーグ・エリートは、各クラブがアジア全域での競争力を試される舞台となっています。その中で、アル・ヒラルやアル・アハリのように、ネイマールやミトロビッチらスター選手をそろえたサウジのクラブが結果を残していることは象徴的です。
ミトロビッチ、フィルミーノ、マフレズ、そしてネイマール。世界で名を知られた選手たちがアジアのクラブをけん引する構図は、アジアサッカーの注目度を高める一方で、「組織力」や「育成」で勝負するクラブにとっては新たな挑戦とも言えます。日本を含むアジア各国のクラブが、この「スター軍団」とどう渡り合っていくのか。今後のAFCチャンピオンズリーグ・エリートの戦いは、単なる結果だけでなく、アジアサッカーの勢力図を映し出す鏡となりそうです。
Reference(s):
Al Hilal stay perfect in AFC Champions League despite injury to Neymar
cgtn.com







