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CBAクラブカップでXinjiangが北京を85-79で撃破、グループD初勝利
CBAクラブカップのグループDで、Xinjiang Flying TigersがBeijing Ducksを85-79で下し、今大会の初勝利を挙げました。ケガから復帰したZhao RuiとQi Linが、攻守両面で流れを変える存在となりました。
初開催のCBAクラブカップ、青島で熱戦
2025年の中国バスケットボールシーンでは、初開催となるCBAクラブカップがQingdaoで行われています。グループD首位のBeijing Ducksはここまで2連勝で、この試合が3戦目。昨季のファイナル準優勝チームであるXinjiang Flying Tigersは、開幕戦でZhao RuiとQi Linを欠き、Nanjingに不覚を取りましたが、この一戦から2人が復帰しました。
Zhao Ruiの投入で流れが一変
第1クオーターはBeijingが主導権を握り、Xinjiangはリズムをつかめませんでした。そこでベンチから投入されたのがガードのZhao Ruiです。コートに立つとすぐにスティールでボールを奪い、続けてQJ Petersonの同点シュートをアシスト。さらにDedric Lawsonの得点もお膳立てし、一気に試合の流れを引き寄せました。
第2クオーターのスコアはXinjiangの19-11。守備からリズムを作ったXinjiangは前半を5点リードで折り返し、試合の主導権を握ります。
試合後、Zhao Ruiは「CBAクラブカップでの初戦に向けてしっかり準備してきました。コンディションはどんどん良くなっているので、違う形でも自分の力を発揮してチームを助けたいと思っていました」と、復帰戦への意気込みと手応えを語りました。
故郷ゆかりの選手たちが躍動、Qi Linは終盤11得点
Beijing Ducksでは、Xinjiang出身のフォワード、Zhang Cairenがゲームハイとなる24得点を記録。古巣ゆかりの相手との一戦で存在感を放ちました。
一方のXinjiang Flying Tigersでは、Beijing生まれのフォワード、Qi Linが第4クオーターだけで11得点を挙げ、勝負どころでチームを勝利へと導きました。
Qi Linは自身のシュートについて「フォームはメンタルに左右される部分が大きいです。練習では何千本も打っていますが、試合では気持ちの持ち方がいちばん大事です。少しメンタルを調整したことで、感覚を取り戻せました」と話し、精神面の重要性を強調しました。
また、チームメイトのZhao Ruiについては「チームにとって欠かせない存在で、外からのシュートだけでなく、オフェンスのオーガナイズでも大きく助けてくれます。ケガから戻ってきてくれて本当にうれしいです」と信頼を寄せています。
勝敗以上に「内容」を重視する指揮官と選手たち
試合は最終的に、Xinjiangが85-79で逃げ切り。グループDでの初勝利を手にし、Beijingに今大会初黒星をつけました。
それでもXinjiangのLiu Weiヘッドコーチは、結果以上に内容に目を向けます。「ここでは勝ち負けがいちばん重要というわけではありません。Beijingは何人かの主力を欠いていましたし、私たちは自分たちのパフォーマンスにフォーカスしました。両チームとも良いバスケットボールを見せられたと思いますし、観客にも楽しんでもらえたはずです」とコメントしました。
Beijing側も、スコアラーのEugene Germanを含む複数の主力を欠く苦しい台所事情でした。Zhang Cairenは「きょうは外国籍選手や国内のキープレーヤーが何人か欠場しましたが、Xinjiangはほぼフルメンバーでした。だからこそ、出場できる選手全員が、攻守両面でいつも以上に貢献しようと、プレッシャーなく戦えました」と語り、チーム全体で穴を埋めようとする姿勢を示しました。
グループDは混戦模様、クラブカップがもたらすもの
同じ日のもう1試合では、QingdaoがLiaoningを94-78で破り、今大会2勝目を挙げました。これにより、グループDは次のような状況になっています。
- Beijing Ducks:2勝1敗で依然として首位
- Xinjiang Flying Tigers:1勝1敗
- Nanjing:1勝1敗
- Qingdao:2勝目を挙げ、上位争いに加わる
Liaoningの通算成績は明らかにされていませんが、グループ全体としては混戦の様相を呈しています。
土曜にはLiaoning対Nanjing、Xinjiang対Qingdaoというカードが組まれており、グループDの上位2チームが次のステージへ進出します。Xinjiangにとっては、この勢いのまま連勝を狙いたい一戦となりそうです。
選手や指揮官の言葉からは、CBAクラブカップが単なるトーナメント以上の意味を持っていることもうかがえます。
- ケガから復帰した主力のコンディション確認
- 新たな戦術や組み合わせのテスト
- 役割プレーヤーや若手の台頭の場
Zhao Ruiの復帰、Qi Linのメンタルの立て直し、Zhang Cairenのステップアップ。それぞれのストーリーが交差する中で、初開催のCBAクラブカップは、2025年の中国バスケットボールを映し出す縮図のような存在になりつつあります。
Reference(s):
cgtn.com








