BWF熊本マスターズ:バドミントン中国勢が男子単・女子複で優勝
バドミントンの国際大会、BWF熊本マスターズで、中国勢が男子シングルスと女子ダブルスのタイトルを獲得しました。2024年シーズンのBWFワールドツアーを象徴する結果として、アジア勢の強さと世代交代の動きが改めて浮かび上がりました。
中国勢が熊本マスターズで2冠
日本で行われたBWF熊本マスターズ(ワールドツアー・スーパー500大会)の決勝では、中国の選手たちが躍動しました。男子シングルスではリ・シーフェン、女子ダブルスではリウ・シェンシュとタン・ニンのペアが頂点に立ち、中国勢が2種目を制する形となりました。
男子シングルス リ・シーフェンがリョン・ジュンハオを圧倒
男子シングルス決勝では、第7シードのリ・シーフェンが、マレーシアの新鋭リョン・ジュンハオと対戦しました。リは2023年10月の杭州アジア大会で優勝して以降、3度決勝に進みながら、いずれも準優勝に終わっていました。
今回の決勝でリの前に立ちはだかったリョンは、世界ランキング31位。バドミントンの世界ツアーであるBWFワールドツアーのスーパー500大会としては、自身初の決勝進出という快進撃でしたが、試合はリが終始主導権を握りました。
- スコアは21-10、21-13のストレートでリ・シーフェンの勝利
- リ・シーフェンは世界ランキング9位の実力者
- 杭州アジア大会後4度目の決勝でついに優勝をつかむ
この勝利により、リ・シーフェンは2024年シーズンのBWFワールドツアーでの初タイトルを獲得し、シーズンを通して続いていた優勝から遠ざかる期間に終止符を打ちました。
女子ダブルス リウ/タン組が2024年シーズン5つ目のタイトル
女子ダブルス決勝では、中国のリウ・シェンシュ/タン・ニン組が、日本のユキ・フクシマ/マユ・マツモト組と対戦しました。世界ランキング2位の中国ペアは、落ち着いた試合運びで相手を圧倒しました。
- 決勝スコアは21-15、21-5のストレート勝ち
- 世界ランキング2位のリウ/タン組が実力差を示す内容
- 2024年シーズン5つ目のタイトルを獲得
特に第2ゲームでは、21-5という大差での勝利となり、中国ペアの完成度と安定感が際立つ結果となりました。リウ/タン組はこれで2024年シーズン5度目のタイトル奪取となり、女子ダブルスのトップ戦線で存在感を一層強めています。
結果が示すバドミントン国際シーンの今
中国バドミントンの安定した強さ
男子シングルスと女子ダブルスという異なる種目で中国勢が優勝したことは、複数のカテゴリーで世界トップクラスの選手をそろえる中国バドミントンの層の厚さを改めて示すものです。
男子では、すでに実績のあるリ・シーフェンが2024年シーズンのツアー初優勝を飾り、女子では世界2位ペアがシーズン5勝目。単発のサプライズではなく、シーズンを通じた継続的な結果が出ている点が特徴と言えます。
リョン・ジュンハオの躍進が示すもの
一方で、敗れたとはいえ、リョン・ジュンハオにとって今回の熊本マスターズは大きな一歩となりました。スーパー500大会で初めて決勝まで勝ち進んだことは、マレーシアの男子シングルスに新たな勢いが生まれつつあることを印象づけます。
世界ツアーの決勝の舞台を経験したことで、今後のシーズンでさらなる成長を遂げる可能性もあります。強豪がそろう男子シングルスにおいて、新しい顔ぶれが決勝まで進んでくる流れは、競争の激しさとツアー全体のレベルの高さを示しています。
アジア発のスポーツ国際ニュースとして
今回のBWF熊本マスターズは、日本を舞台に、中国、マレーシア、日本といったアジアの選手たちが主役となった大会でした。バドミントンはアジアで特に人気の高いスポーツであり、その動きは国際ニュースとしても注目されています。
短時間で結果を追いながらも、各選手や国・地域の力関係や流れを押さえることで、スポーツを通じた国際情勢の一端も見えてきます。通勤時間やスキマ時間にこうした試合結果をチェックしておくと、日々の会話やSNSでの話題づくりにもつながるでしょう。
Reference(s):
BWF Kumamoto Masters: China win men's singles, women's doubles titles
cgtn.com








