キム・ミンジェ弾でバイエルンがPSG撃破 10人相手に1-0、CL自動突破圏へ前進
欧州チャンピオンズリーグでバイエルン・ミュンヘンがパリ・サンジェルマン(PSG)を1-0で下し、自動突破圏に肉薄しました。決勝点を決めたのは韓国出身のDFキム・ミンジェ選手です。
キム・ミンジェのヘッドで10人のPSGを粉砕
現地時間火曜日に行われた一戦は、序盤からブンデスリーガ首位のバイエルンが主導権を握りました。ジャマル・ムシアラ選手とレロイ・サネ選手に訪れたチャンスは決め切れなかったものの、流れはホームチームに傾きます。
一方、ルイス・エンリケ監督率いるPSGもオスマン・デンベレ選手とジョアン・ネベス選手が立て続けに決定機を得ましたが、守護神マヌエル・ノイアー選手が立ちはだかり得点を許しませんでした。
均衡を破ったのは前半38分です。コーナーキックの場面で、PSGのGKマトヴェイ・サフォノフ選手が処理にもたつくと、そのこぼれ球に反応したキム・ミンジェ選手がゴール目前からヘディングで押し込み、バイエルンが待望の先制点を奪いました。
その直後にも、キングスレイ・コマン選手が自ら持ち上がってシュートまで持ち込む場面がありましたが、これはバーの上へ。PSGにとっては守備を立て直す間もない苦しい時間帯となりました。
デンベレ退場でPSGはさらに苦境に
後半に入ってもPSGの状況は好転しません。57分、デンベレ選手が激しいスライディングタックルでこの日2枚目のイエローカードを受けて退場。すでに苦戦していたチームは、残り時間を10人で戦わざるを得なくなりました。
数的優位となったバイエルンはさらに攻勢を強めます。66分には、素早いパス交換から再びコマン選手が決定機を迎えましたが、シュートはわずかに枠の左へ。それでも、試合の主導権は完全にバイエルンが握り続けました。
サフォノフ選手は、失点のきっかけとなった自らのミスを取り返すかのように、その後は好セーブを連発。ムシアラ選手のシュートをポストに弾き出すなど、終盤にかけてはPSGの最後の砦として奮闘しましたが、同点ゴールは最後まで生まれませんでした。
この結果、バイエルンは全大会を通じて7連勝、7試合連続クリーンシート(無失点)と、守備面でも抜群の安定感を示しています。
勝ち点9で11位に浮上 自動突破圏まであと1ポイント
今季のチャンピオンズリーグでバイエルンは、試合前まで1勝2敗と波に乗り切れていませんでした。しかし前節に続く連勝で通算成績を3勝2敗とし、5試合で勝ち点9。順位は11位に浮上し、ベスト16への自動進出圏となる上位8位までは勝ち点1差に迫りました。
一方のPSGは、ここまでの3敗目。開幕戦でジローナに挙げた1勝以外に白星がなく、勝ち点4で26位とプレーオフ圏外に沈んでいます。1次リーグ(ファーストフェーズ)で残された試合は3つ。決勝トーナメント進出を争うライバルが多い中で、巻き返しは簡単ではありません。
- バイエルン:5試合で勝ち点9、順位は11位
- PSG:勝ち点4、26位でプレーオフ圏外
- 上位8チームがベスト16に自動進出
- PSGには残り3試合での勝ち点積み上げが必須
ブンデス首位として迎える過密日程
バイエルンはリーグ戦でも首位に立っており、今後も重要な試合が続きます。週末にはアウェーでボルシア・ドルトムントとの伝統の一戦を控え、その直後には翌週のドイツ杯ラウンド16で、保持者レバークーゼンをホームに迎え撃つ予定です。
チャンピオンズリーグでの大一番を完封勝利で終えたことは、こうした過密日程を乗り切るうえで大きな追い風になりそうです。特にキム・ミンジェ選手を中心とした最終ラインとノイアー選手の安定感は、欧州の強豪と渡り合うバイエルンの強みとして今後も注目されます。
一方でPSGにとっては、デンベレ選手の退場を含めて課題の多い内容でした。数的不利に陥った中でも終盤にかけて反撃の姿勢は見せましたが、勝ち点を持ち帰れなかった現実は重くのしかかります。残り3試合でどのように立て直しを図るのか、今後の戦いぶりが問われます。
欧州サッカーの行方を左右するビッグクラブ同士の直接対決は、バイエルンの勝利とキム・ミンジェ選手の一撃という形で、今季のチャンピオンズリーグの勢力図に新たな一石を投じました。
Reference(s):
cgtn.com








