マンチェスター・ユナイテッドがボーデ/グリムトに3-2勝利 アモリム体制で初白星
UEFAヨーロッパリーグの木曜開催試合で、マンチェスター・ユナイテッドがボーデ/グリムトに3-2で逆転勝ちし、新指揮官ルベン・アモリム監督の下での初勝利を挙げました。国際サッカーニュースとしても、クラブの新時代のスタートを象徴する一戦となりました。
- 開始直後にアレハンドロ・ガルナチョが先制
- ボーデ/グリムトがカウンターから2得点し一時逆転
- ラスムス・ホイルンドが2ゴールでチームを救う
- GKアンドレ・オナナの好セーブで3-2のまま逃げ切り
- アモリム監督にとって公式戦初の勝利
開始1分で先制も、カウンターから逆転を許す
試合は、ユナイテッドにとって理想的な形で幕を開けました。キックオフから1分も経たないうちに、ボーデ/グリムトのGKニキータ・ハイキンがバックパスの処理を誤り、ラスムス・ホイルンドの強烈なプレッシャーを受けてボールをロスト。そのこぼれ球をアレハンドロ・ガルナチョが押し込み、ホームのオールド・トラフォードは早々に沸きました。
しかし、その後は相手の鋭いカウンターに苦しみます。19分には、ノルウェー勢のハーコン・エフイェンがペナルティエリア外から鮮やかなシュートをゴール右上に突き刺し同点に。さらに、フィリップ・ジンケルナゲルがタイレル・マラシアを体で抑え込みながら抜け出し、GKアンドレ・オナナとの1対1を制して逆転ゴールを決め、スタンドのユナイテッドファンを静まり返らせました。
ホイルンドが2ゴール、前後半で1点ずつ
ユナイテッドは前半終了間際にようやく反撃に転じます。ヌサイル・マズラウィがエリア内へ鋭いパスを通すと、これを受けたホイルンドがワンタッチでボールを収め、2人のディフェンダーの間を縫うようにファーサイドへシュート。落ち着いたフィニッシュでネットを揺らし、前半のうちに2-2の同点に追いつきました。
後半立ち上がりもユナイテッドの勢いは続きます。後半開始から5分ほどで、マヌエル・ウガルテがゴール前へ低いクロスを供給し、これに再びホイルンドが反応。ニアサイドへ丁寧に流し込んで逆転に成功しました。その直前にはメイソン・マウントのシュートがクロスバーを直撃しており、攻撃のリズムが一気に高まった時間帯を生かした形でした。
オナナの好セーブで3ポイントを確保、スタンディング12位に浮上
その後もユナイテッドは追加点のチャンスを作りましたが、決定的な4点目を奪うことはできませんでした。終盤はボーデ/グリムトの反撃を受ける時間帯もありましたが、GKオナナが2度にわたって重要なセーブを見せ、スコアは3-2のままタイムアップを迎えます。
この勝利でユナイテッドは勝ち点9とし、スタンディングで12位に浮上しました。一方のボーデ/グリムトは勝ち点7で17位に後退しています。数字の上でも、アモリム体制が一歩前進した試合となりました。
「良い場面も難しい場面も」 アモリムが語る3日間の成果
試合後、アモリム監督はTNTスポーツのインタビューで、チームの現状とこの勝利の意味について冷静に振り返りました。
監督は「もちろん、みんなが見たものを私も見ています。良い瞬間もあれば、難しい瞬間もあった」と話し、試合終盤については「結果を守ろうとして少し混乱もあった」と認めました。そのうえで、「選手たちは本当に素晴らしい仕事をしてくれた。走り、プレッシングをかけ、ここ3日間で練習してきたことを実行しようとしていた。そして私たちは勝利をつかんだ」と、わずかな準備期間での成果を評価しました。
サポーターへの感謝の言葉も印象的でした。アモリム監督は「スタジアムの半分はまだ私のことを知らないと思う。私はポルトガルから来たばかりで、このクラブのためにまだ何も成し遂げていない。それでも、彼らが私を『家にいるように』感じさせてくれるのは特別なことだ。これはキャリアの最後まで忘れない」と語り、オールド・トラフォードの雰囲気を称えました。
イプスウィッチ戦ドローから一歩前進 アモリム体制のこれから
アモリム監督は、11月24日に行われたプレミアリーグのイプスウィッチ・タウン戦(1-1)がユナイテッドでの初采配でした。そこからわずか数日で迎えたこのヨーロッパリーグの一戦で、早くも公式戦初勝利を挙げたことになります。
内容面では、前線からのプレッシングや素早い攻め上がりなど、アモリム監督が志向するフットボールの片鱗が見えた一方で、カウンターから2失点を喫したことは今後の課題として残りました。守備と攻撃のバランスをどう整えていくかは、今後のユナイテッドにとって重要なテーマになりそうです。
それでも、新監督の下でチームが「走り、戦い、プランを実行する」姿勢を見せられたことは、クラブにとって大きな前進と言えます。ホイルンドやガルナチョといった若いアタッカーの躍動、オナナの集中力あるセービングなど、ポジティブな材料も多く見られました。
アモリム体制2試合目で手にしたこの1勝が、ユナイテッドにとってどこまで大きな転機となるのか。ヨーロッパの舞台での戦いと国内リーグの両立という重い課題に向き合いながら、チームがどのように進化していくのかが注目されます。
Reference(s):
Manchester United secure first win under Amorim by edging Bodo/Glimt
cgtn.com








