クラブW杯2025組み合わせ マンチェスターCはユベントスと同組に
サッカークラブ世界一を決めるFIFAクラブワールドカップ2025の組み合わせで、マンチェスター・シティはユベントスと同じG組に入りました。リオネル・メッシのインテル・マイアミをはじめ、世界各地のクラブが集まる32チーム制大会の構図を整理します。
大会概要:米国で行われた初の32チーム制クラブW杯
2025年6月15日から7月13日にかけて、米国の12のスタジアムでFIFAクラブワールドカップ2025が開催されました。世界各地のクラブが集う32チーム制となり、2026年に米国、メキシコ、カナダで共同開催されるワールドカップのリハーサル的な大会という位置づけでした。
大会は4クラブずつのグループに分かれて行われ、グループステージの組み合わせが開幕前から大きな注目を集めていました。
G組:マンチェスター・シティとユベントスが同居
Premier League王者のマンチェスター・シティ(Manchester City)は、組み合わせ抽選でユベントス(Juventus)、Wydad AC、アル・アイン(Al Ain)とともにG組に入りました。
シティは旧フォーマットだった2023年大会のクラブワールドカップ王者であり、当時、イングランド1部リーグで前例のない4連覇を達成したばかりでした。一方で、バロンドール受賞歴を持つスペイン人MFロドリら主力の負傷に苦しみ、リーグ戦では4位につけるなど、シーズン序盤は難しい状況にも置かれていました。
G組でのシティのグループステージ日程は、次のようになっていました。
- 初戦:Wydad AC戦
- 第2戦:アル・アイン戦
- 第3戦:ユベントス戦
欧州の強豪クラブ同士が最終節で激突する構図となり、グループ突破争いの行方が最後まで読めない組み合わせと言えます。
A組:メッシのインテル・マイアミが開幕戦に登場
リオネル・メッシが所属するインテル・マイアミ(Inter Miami)はA組に入り、拡大されたクラブW杯の開幕戦を任されました。初戦の相手はアル・アハリ(Al Ahly)で、その後にポルト(Porto)、パルメイラス(Palmeiras)と対戦する日程でした。
インテル・マイアミは、メジャーリーグサッカー(MLS)のレギュラーシーズンで最多勝ち点クラブに贈られる「サポーターズ・シールド」を獲得し、この大会への出場権を手にした、最後から2番目の参加クラブでした。その一方で、MLSプレーオフでは初戦で敗れており、クラブW杯でどこまで巻き返せるかが一つの焦点となっていました。
その他のグループ:欧州王者レアルやパリSGも参戦
マンチェスター・シティやインテル・マイアミ以外にも、各地のビッグクラブがクラブW杯2025に名を連ねました。主なグループ構成は次の通りです。
B組
パリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain)、アトレティコ・マドリード(Atletico Madrid)、ボタフォゴ(Botafogo)、シアトル・サウンダーズ(Seattle Sounders)。パリ・サンジェルマンは当時、フランス1部リーグで3連覇を達成したばかりのクラブでした。またボタフォゴは、クラブとして初めてコパ・リベルタドーレスを制し、直前の週に大会最後の出場枠をつかんだばかりでした。
C組
バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)、オークランド・シティ(Auckland City)、ボカ・ジュニアーズ(Boca Juniors)、ベンフィカ(Benfica)。実力と人気を兼ね備えたクラブがそろう、注目度の高い組み合わせです。
D組
チェルシー(Chelsea)、レオン(Leon)、フラメンゴ(Flamengo)、エスペランス(Esperance)。チェルシーはレオンとの一戦で大会をスタートし、その後にフラメンゴ、エスペランスと対戦するスケジュールでした。
E組
3度の欧州制覇を誇るインテル(Inter Milan)は、リーベル・プレート(River Plate)、浦和レッズ(Urawa Red Diamonds)、モンテレイ(Monterrey)と同じE組に入りました。異なる背景を持つクラブが顔をそろえる、多彩なグループです。
F組
フルミネンセ(Fluminense)、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)、蔚山HD(Ulsan HD)、マメロディ・サンダウンズ(Mamelodi Sundowns)の4クラブで構成されたF組。それぞれ異なるリーグでしのぎを削るクラブ同士が、どのようなスタイルの違いを見せるのかが興味深い組み合わせです。
G組
マンチェスター・シティ、ユベントス、Wydad AC、アル・アインの4クラブが入ったG組は、欧州勢と他地域のクラブが同居する構図となりました。優勝候補と目されるシティに対し、ユベントスと他クラブがどう挑むかが見どころでした。
H組
欧州王者レアル・マドリード(Real Madrid)は、アル・ヒラル(Al Hilal)、パチューカ(Pachuca)、レッドブル・ザルツブルク(Red Bull Salzburg)と同じH組に入りました。レアル・マドリードがクラブ世界一の座を狙う一方で、対戦相手のクラブも存在感を示そうとしていました。
2025年クラブW杯が示すもの
クラブW杯2025は、32クラブが一堂に会する新フォーマットと、米国各地のスタジアムを舞台とした開催方式によって、従来とは異なるスケール感と物語を生み出した大会でした。
G組のマンチェスター・シティ対ユベントス、開幕戦のインテル・マイアミ対アル・アハリ、欧州王者レアル・マドリードが入ったH組など、各グループにそれぞれの見どころがありました。2026年ワールドカップを控えた開催国で、クラブレベルの国際大会がどのような熱量を生んだのかは、今後のサッカービジネスや国際大会のあり方を考えるうえでも示唆に富むものです。
試合結果や個々のドラマは別として、組み合わせ表だけを眺めても、サッカーというスポーツが多様な地域と文化を結びつけていることが伝わってきます。順当な結果を期待するのか、それとも番狂わせを望むのか――ファンそれぞれの視点で、この大会を振り返るきっかけになりそうです。
Reference(s):
Manchester City to face Juventus in FIFA Club World Cup group stage
cgtn.com








