ラ・リーガ首位バルサがベティスと2-2 レアルはジローナ勝利で首位に接近
スペイン1部リーグ「ラ・リーガ」で首位に立つFCバルセロナが、アウェーでレアル・ベティスと2-2で引き分けました。同じ節ではレアル・マドリードがジローナに勝利し、優勝争いはさらに緊迫しています。
バルサ、ベティス相手にリード守れず2-2
土曜日に行われたラ・リーガの一戦で、FCバルセロナは敵地でレアル・ベティスと対戦し、2度リードしながらも勝ち切ることができませんでした。勝ち点3がほしかった首位チームにとって、痛いドローとなりました。
試合は前半39分、ロベルト・レヴァンドフスキのヘディングシュートでバルセロナが先制します。しかしその後、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入により、フレンキー・デヨングがビトール・ロケを倒したと判定され、レアル・ベティスにPKが与えられました。ジョバニ・ロ・チェルソがこれを落ち着いて決め、GKイニャキ・ペーニャの守るゴールを破って試合を振り出しに戻しました。
VAR判定とフリック監督退席
VARによるPK判定には、バルセロナのハンジ・フリック監督が強く抗議し、退席処分となりました。ピッチ外からチームを見守ることになった指揮官にとって、この判定は試合の流れを左右する大きな転機だったと言えます。判定の是非はともかく、重要な一戦で冷静さをどう保つかは、今後のシーズンを戦ううえでの課題として浮かび上がりました。
終盤のドラマ:トーレスの勝ち越しとディアオの同点弾
後半終盤の82分には、フェラン・トーレスがネットを揺らし、バルセロナが再び勝ち越します。このまま逃げ切るかに見えましたが、試合は最後の最後までドラマを残していました。アディショナルタイム深く、レアル・ベティスのアサネ・ディアオがアイトール・ルイバルのパスを受け、巧みなバックヒールで同点ゴールを決めます。ベティスは土壇場で勝ち点1をもぎ取り、バルセロナは再び勝ち点2を取りこぼす結果となりました。
レアルはジローナで勝利、首位バルサに接近
同じ節では、レアル・マドリードがアウェーでジローナに勝利しました。この結果、レアルは勝ち点で首位FCバルセロナとの差を縮め、ラ・リーガの優勝争いは一段と接戦の様相を強めています。ジローナのホームで勝ち切ったことは、12月以降の厳しい日程を戦ううえで大きな自信となりそうです。
バルセロナに突きつけられた3つの問い
今回の2-2ドローは、バルセロナにいくつかの課題を改めて突きつける内容でもありました。
- リードを守る試合運びをどう改善するか
- VARを含む判定への向き合い方とメンタルコントロール
- 監督不在の展開でもチームとして冷静さを保てるか
この試合では、レヴァンドフスキとトーレスという攻撃陣がきちんと結果を残した一方で、終盤に守備が踏ん張り切れなかったことが改めて浮き彫りになりました。内容自体は決して悪くない中で勝ち点を取りこぼす展開が続くと、選手たちの心理的な負担も大きくなります。
一方で、レアル・マドリードがじわりと首位に迫る構図は、ラ・リーガ全体にとっては見応えのある優勝争いを演出しています。12月に入り過密日程が続くなか、バルセロナとレアルがどのようにチームをマネジメントし、勝ち点を積み上げていくのか。年末に向けて、スペインサッカーから目が離せない状況が続きそうです。
Reference(s):
Barca held to 2-2 at Betis, Real close on leaders with win at Girona
cgtn.com








