CBA北京ダックスが王者遼寧に1点差勝利 106-105で3連敗目を与える
中国バスケットボール協会(CBA)の注目試合で、北京ダックスがアウェーで遼寧フライングレパーズを106-105で下し、3連覇中の王者に3試合連続の黒星を与えました。わずか1点差のゲームは、終盤まで手に汗握る展開となりました。
この記事のポイント
- 北京ダックスが敵地で遼寧フライングレパーズに106-105の1点差勝利
- 遼寧のKyle Foggがゲームハイの45得点も、チームは3連敗
- 北京は3位につけ、遼寧は6位に後退
立ち上がりは遼寧が主導権
試合は遼寧フライングレパーズのKyle Fogg選手が、最初のポゼッションで3ポイントシュートを沈めて先制するところから始まりました。その後もFogg選手は積極的にシュートを放ち、一度は外した3ポイントのリバウンドをHan Dejun選手が確保。再びFogg選手につなぎ、セカンドチャンスからリードを6点に広げました。
3連覇中の王者らしく、序盤は遼寧が試合のペースを握った形でした。
北京が速攻から反撃、点差を詰める
しかし流れは徐々に北京ダックスに傾きます。Han選手のターンオーバーから、北京のEugene German選手が一気に速攻へ。走り込んだZeng Fanbo選手へのアシストからダンクが決まり、この時点で北京は51-43とビハインドを背負いながらも反撃のきっかけをつかみます。
さらにGerman選手のロングパスを受けたRichard Solomon選手が力強いダンクを叩き込み、点差を一桁にまで縮めました。北京はトランジション(攻守の切り替え)を軸に、じわじわと王者を追い上げていきました。
第4クォーターで北京が逆転
勝負どころとなったのは第4クォーターの立ち上がりです。北京ダックスはこのクォーターの開始直後に9-0のラン(連続得点)を記録し、一気に試合をひっくり返します。ここから主導権は北京に移り、Chen Ying-chun選手の3ポイントが決まってスコアは95-87。北京が最大8点のリードを奪いました。
それでも遼寧は諦めません。Wang Lanqin選手が3ポイントを沈めて点差を2点に縮めると、終盤の緊張感は一気に高まります。
Foggの45得点も実らず 最後の3ポイントはブロック
残り39秒の場面でも、遼寧はなお4点ビハインドという苦しい状況でしたが、ここで再びKyle Fogg選手が魅せます。シュートの最中にファウルを受けながらジャンパーを決め、さらにフリースローも成功。いわゆる「3点プレー」で点差を1点まで詰め、個人としてはこの試合でゲームハイとなる45得点に到達しました。
そして残り9秒を切ったところで、遼寧は再びFogg選手にボールを託します。コートを運んだFogg選手は逆転を狙って3ポイントシュートを放ちますが、これをZeng Fanbo選手がかろうじてブロック。ボールはリングに届かず、北京が1点差を守り切って試合終了となりました。
順位への影響と今後の見どころ
この結果、北京ダックスはリーグ3位につけ、強豪相手のアウェー戦で貴重な白星を手にしました。一方の遼寧フライングレパーズは3連覇中の王者でありながら3連敗を喫し、順位は6位に後退しています。
内容としては、遼寧はKyle Fogg選手の45得点という圧倒的な個人パフォーマンスがありながらも、チームとしてリードを守り切れなかった試合でした。ターンオーバーや終盤の守備の詰めなど、細部の課題が結果に直結した形とも言えます。
北京にとっては、若手のZeng Fanbo選手による試合を決定づけるブロックを含め、チーム全体で粘り強く戦い抜いたことが大きな収穫です。上位争いの中で、このような接戦をものにできるかどうかは、長いシーズンを通しての差につながります。
3連覇中の王者がこの連敗からどう立て直すのか、そして北京がこの勢いを維持できるのか。CBAの今後の試合にも注目が集まりそうです。
Reference(s):
CBA: Beijing hands Liaoning third straight defeat by 106-105 margin
cgtn.com








