フリースタイルスキーW杯ハーフパイプ、グー・アイリンが通算17勝目
フリースタイルスキーの国際ニュースで、また一人のスターが記録を塗り替えました。中国のグー・アイリン(Gu Ailing)が、コッパー・マウンテンで行われたフリースタイルスキーW杯女子ハーフパイプで優勝し、通算17勝目と14大会連続優勝という快挙を達成しました。
21歳のスター、コッパー・マウンテンで貫禄の勝利
現地時間の土曜日に行われたフリースタイルスキーW杯女子ハーフパイプ決勝で、21歳のグー・アイリンが圧巻の滑りを見せました。予選をトップ通過して臨んだ決勝でも、その勢いは止まりませんでした。
2022年北京冬季五輪の金メダリストであり、2021年ハーフパイプ世界チャンピオンでもあるグーは、決勝1本目でいきなり90.50点をマークし首位に立ちます。同じ中国チームのLi FanghuiとChen Zihanも決勝に進出し、中国勢として存在感を示しました。
ミスがありながらも首位を死守
グーは2本目、3本目でさらに難度を上げた滑りに挑みましたが、いくつかのミスもあり、スコアを伸ばしきることはできませんでした。それでも、最初の90.50点が最後まで彼女をトップにとどまらせます。
僅差で追い上げたのが、英国のZoe Atkins選手です。89.75点と、わずか0.75点差まで迫りましたが、グーを逆転するには届きませんでした。最終結果は、グーが優勝、Atkins選手が2位、Li Fanghuiが5位、Chen Zihanが8位という順位でした。
通算17勝&14連勝が示す「別次元」の安定感
今回の優勝は、グーにとってフリースタイルスキーW杯ハーフパイプでの通算17勝目となりました。同時に、ハーフパイプ種目では14大会連続優勝という記録も更新しています。
これにより、グーはハーフパイプW杯の歴代最多勝ランキングでトップの座を一層固めた形となりました。数字だけを並べても、その支配力の大きさが伝わってきます。
- W杯女子ハーフパイプ通算優勝回数:17回
- ハーフパイプでの連勝数:14大会連続
- 今大会決勝の最高スコア:90.50点
- 2位のZoe Atkins選手:89.75点
- 中国勢の結果:Li Fanghuiが5位、Chen Zihanが8位
中国代表チームの層の厚さも浮き彫りに
今回のW杯女子ハーフパイプ決勝には、グーだけでなく、中国の若い選手たちも複数進出しました。Li Fanghuiは5位、Chen Zihanは8位と、それぞれ世界トップレベルの舞台で健闘しています。
一人のスター選手が優勝を重ねるだけでなく、同じチームから複数の選手が決勝に残ることは、その国・地域の競技レベルの底上げを示すサインでもあります。中国代表チームのハーフパイプの層の厚さは、今後の国際大会でも注目されそうです。
なぜグー・アイリンに世界が注目するのか
21歳という若さで、すでに世界選手権優勝、オリンピック金メダル、そしてW杯通算17勝という実績を積み上げているグー。今回の勝利は、単なる「また一つの優勝」ではなく、そのキャリアの連続性と安定感を改めて示す結果となりました。
ミスが出てもなお勝ち切る強さは、技の難度だけでなく、メンタルの強さや試合運びの巧さを物語ります。プレッシャーの大きい決勝の場で、1本目から高得点を出し、それを守り切るというスタイルは、多くの若いアスリートにとって一つのモデルケースと言えそうです。
これからのシーズンと、私たちが見るべきポイント
今回のフリースタイルスキーW杯ハーフパイプでの優勝により、グー・アイリンは今後の大会でも「倒すべき存在」としてさらにマークされることになるでしょう。連勝記録がどこまで伸びるのか、世界のライバルたちがどう対抗していくのかが、今後のスポーツニュースの見どころになりそうです。
アジア出身の選手が世界のウィンタースポーツの最前線で活躍している姿は、日本のスキー・スノーボードファンにとっても刺激的です。次のW杯や世界大会で、ハーフパイプの勢力図がどう変化していくのか、SNSで議論しながら追いかけたくなるトピックと言えるでしょう。
Reference(s):
Gu Ailing secures 17th victory at Freestyle Skiing Halfpipe World Cup
cgtn.com








