テニス国際ニュース 18歳フォンセカがネクストジェンATP初優勝
18歳のブラジル人選手ジョアン・フォンセカが、ネクストジェンATPファイナルズで歴史的な初優勝を飾りました。若手だけが出場できる国際テニス大会での全勝優勝は、今後の男子テニス勢力図を占うニュースとしても注目されています。
18歳フォンセカ、ブラジル勢初の大会制覇
ジェッダで行われた20歳以下のネクストジェンATPファイナルズ決勝で、フォンセカはアメリカのラーナー・ティエンを2-4、4-3(8)、4-0、4-2で破り、タイトルを獲得しました。
決勝は両者にとって3度目の対戦でした。第8シードのフォンセカは、すでにグループステージで第5シードのティエンに4セットで勝利していましたが、この日は立ち上がりからプレッシャーにさらされました。
スコアで振り返る逆転劇
第1セットは2-4で落とし、厳しいスタートとなったフォンセカ。それでも、第2セットのタイブレークで10-8と競り勝つと、流れを一気に引き寄せます。
- 第1セット:緊張からミスが出て2-4で先行を許す
- 第2セット:タイブレークを10-8で制し、試合を振り出しに戻す
- 第3セット:サービスゲームを一度も落とさず4-0で取り、主導権を掌握
- 第4セット:勢いのまま4-2で締めくくり、勝利を決定づける
この勝利でフォンセカは、ジェッダでの1週間を無傷の全勝で終えました。
ランキング最下位から全勝優勝へ
フォンセカは今大会出場選手の中で最もランキングが低い立場からのスタートでした。それでも一度も負けることなく勝ち進み、全勝でトロフィーを掲げました。
ブラジル出身選手としてネクストジェンATPファイナルズで優勝するのは史上初めてです。また、フォンセカは2019年にこの大会を制した現世界1位のヤニック・シナーに次ぐ、歴代2番目の若さでの優勝者となりました。
「最初は緊張」18歳が語るメンタルの変化
フォンセカは試合後、自身のプレーについて次のように振り返っています。
「序盤はベストなプレーではなく、緊張し過ぎていました。けれども第2セット、そして第3セットを取ってから、すべてが変わり始めたと感じました。ショットをより攻撃的に打てるようになり、相手は少し自由を失っていったと思います。第4セットでは持てる力をすべて出し切りました」と語り、メンタル面での切り替えが勝因だったと明かしました。
さらに「大会に入るときには自分を信じないといけません。毎回そうであるべきですが、今回は本当に現実とは思えません。今はただ、自分がやり遂げたことに驚いていますし、とても誇りに思います」と、18歳らしい率直な言葉で喜びを表現しました。
ネクストジェン世代から見る男子テニスの未来
ネクストジェンATPファイナルズは、20歳以下の若手選手が集う国際テニス大会で、彼らにとって自分の実力を証明する重要な舞台となっています。
そのシナーも2019年にこの大会を制し、現在は世界1位となっています。ブラジル勢初の優勝者となったフォンセカも、この勝利を出発点に今後のATPツアーでどこまで存在感を示せるのか、男子テニスの国際ニュースとして長期的な視点で見守りたいところです。
若手の躍進が続く男子テニスの世界で、新たに現れた18歳のブラジル人王者。今回のネクストジェンATPファイナルズ優勝は、今後数年の男子テニス界を語るうえで外せないトピックになりそうです。
Reference(s):
18-year-old Fonseca becomes first Brazilian to win Next Gen ATP title
cgtn.com








