マンC苦戦続く エヴァートンと1-1ドロー、ハーランドPK失敗
世界的に注目されるイングランドのサッカー・プレミアリーグで、前回王者マンチェスター・シティがエヴァートンと1-1で引き分け、苦しい戦いぶりがあらためて浮き彫りになりました。ボクシング・デーの木曜に行われた一戦で、アーリング・ハーランドは貴重なPKを外し、勝ち点3を取りこぼしました。
ベルナルドの先制も実らず、痛恨のドロー
試合は序盤、マンチェスター・シティのベルナルド・シウバがゴールを決め、王者が幸先よく先制します。流れをつかんだかに見えたシティでしたが、その後得たPKのチャンスでハーランドが決め切れず追加点を奪えませんでした。
この失機のあと、エヴァートンが反撃を強めて同点に追いつき、スコアは1-1に。シティはボールを支配しながらも勝ち越し点を奪えず、試合はそのまま引き分けで終わりました。
数字で見る「王者のスランプ」
このドローで、前回王者マンチェスター・シティの不振はさらに深刻さを増しています。ここまでの状況を数字で整理すると、次のようになります。
- 公式戦直近13試合でわずか1勝
- プレミアリーグの直近9試合でも1勝のみ
- 勝ち点28の暫定6位
- 首位リバプールとは勝ち点差11(しかもリバプールは2試合未消化)
- 他会場の結果次第では8位まで順位が下がる可能性
圧倒的な強さで知られてきたシティが、このタイミングでここまで勝ち切れない状況に陥っていることは、リーグ全体にとっても大きなニュースです。
ハーランドにとってもチームにとっても重い1本のPK
ハーランドのPK失敗は、単なる1プレー以上の意味を持つかもしれません。エースストライカーにとって、PKは「決めて当たり前」という空気が生まれがちですが、どんな選手でも外すことはあります。
むしろ重要なのは、このミスのあとにチーム全体がどう立て直すかです。ハーランドへの依存度を下げて得点パターンを増やすのか、それともエースを信じてこれまで通りのスタイルを貫くのか。ペップ・グアルディオラ監督の選択にも注目が集まりそうです。
タイトルレースと残留争い、それぞれの意味
この結果、マンチェスター・シティは首位リバプールとの差を縮めることができず、むしろプレッシャーが強まる展開となりました。勝ち点11差という数字に加え、リバプールは2試合少ない状態で首位に立っており、タイトルレースの主導権は完全にリバプール側にある形です。
一方のエヴァートンにとっては、前回王者から勝ち点1をもぎ取ったことは大きな成果です。チームは現在15位で、降格圏との勝ち点差は5。まだ安心できる位置ではありませんが、格上相手に勝ち点を積み上げられたことは、今後の残留争いに向けた自信につながるでしょう。
ビッグクラブのスランプをどう見るか
シーズンのどこかで調子を落とす期間があるのは、どのビッグクラブにも起こりうることです。ただ、今回のマンチェスター・シティのように、公式戦13試合で1勝というレベルにまで長期化すると、単なる「一時的な不調」では片付けにくくなってきます。
ファンや観る側としては、次のようなポイントに目を向けると、このスランプをより立体的に捉えられそうです。
- チームの攻撃パターンが単調になっていないか
- 守備面での集中力や運動量はどう変化しているか
- 過密日程の中での選手起用やローテーションは適切か
ボクシング・デーを挟むこの時期、プレミアリーグは試合間隔の短いタフな日程が続きます。王者マンチェスター・シティがこの難局をどう乗り切るのか。次の一戦一戦が、これまで以上に重い意味を帯びてきます。
Reference(s):
cgtn.com








