CMGが2025年スポーツ中継56大会を発表 CCTV-5は30周年で再編
2025年にどのスポーツ大会がどのように放送されるのかをめぐって、中国中央ラジオテレビ総台(CMG)は去年末、北京で年末イベントを開き、2025年のスポーツ放送のハイライトをまとめて紹介しました。計56大会を中継する計画で、スポーツ専門チャンネルCCTV-5の番組改編やデジタル展開もあわせて発表されています。
2025年、56のスポーツ大会を放送予定
イベントにはCMGのShen Haixiong氏も出席し、2025年を通じて56のスポーツ大会をカバーする放送計画が示されました。このうちアジア冬季競技大会やワールドゲームズを含む6大会が主要な国際大会として紹介され、さらに複数競技の世界選手権や年間を通じたリーグ戦など、およそ50の大会がラインナップされています。
こうした発表は、スポーツ観戦を楽しむ視聴者にとって、年間を通じた国際大会の見通しを早い段階で把握できる機会となります。スポーツ放送が国際ニュースとエンターテインメントの両方の性格を持つことをあらためて示す動きと言えます。
IOCバッハ会長もビデオメッセージ
年末イベントには、スポーツ団体のトップからもビデオメッセージが寄せられました。国際オリンピック委員会(IOC)のThomas Bach会長は、CMGとのパートナーシップへの感謝を表明するとともに、これまでのオリンピック報道が成功してきたことを評価しました。
IOCトップがあらためて協力関係を強調したことは、オリンピックという世界的なイベントにおいて、放送機関が担う役割の大きさを示していると言えます。大会運営だけでなく、その模様をどう伝えるかが、スポーツの価値や感動を世界に広げる鍵になっているからです。
CCTV-5は30周年、番組とデジタルを再編
スポーツ専門チャンネルのCCTV-5は、開局30周年となる2025年にあわせて番組構成の見直しを進めています。既存の3番組をアップデートし、新たな企画や構成を取り入れるほか、デジタルプラットフォーム向けに2本の新番組を立ち上げ、あわせて5番組での刷新を行う計画が示されました。
テレビ放送に加え、オンラインやモバイル端末でも視聴できるコンテンツを拡充することで、日常的にスマートフォンでスポーツを追いかける層へのアプローチを強めるねらいがうかがえます。デジタルネイティブ世代を意識した編成は、今後のスポーツメディアに共通するテーマでもあります。
スポーツ放送から見えるメディアの変化
スポーツビジネスが世界で拡大する中、大規模な国際大会をどのように放送し、どのプラットフォームで届けるかは、各国のメディアにとって重要な戦略になっています。2025年のラインナップを年末の段階で示したCMGの動きは、スポーツを軸にしたコンテンツ戦略を一段と強めるものと受け止められます。
- アジア冬季競技大会やワールドゲームズといった大会を柱に据え、多様な競技を年間を通じて紹介しようとしていること
- テレビのスポーツチャンネルだけでなく、デジタルプラットフォーム向け番組を増やし、視聴環境の変化に対応しようとしていること
- IOCとのパートナーシップを前面に出し、国際大会の放送で存在感を示そうとしていること
こうしたポイントは、スポーツ好きの視聴者だけでなく、メディアやデジタルコンテンツの今後を考えるうえでも注目に値します。2025年を通じてスポーツ放送がどのように進化していくのかを追いかけることは、国際ニュースの新しい見方につながりそうです。
Reference(s):
CMG holds event to introduce key competitions for broadcast in 2025
cgtn.com








