CBA北京ダックス、浙江に118-96快勝 タフな1週間を2勝1敗で締めくくる
中国バスケットボール協会(CBA)今季の一幕で、北京ダックスが難所を一つ乗り越えました。新疆、遼寧、浙江という昨季トップ3とのタフな3連戦を、最終戦の浙江ゴールデンブルズ戦で118-96と快勝し、2勝1敗の上々の成績で締めくくったのです。
昨季トップ3とのタフな3連戦
この1週間の対戦相手は、いずれも昨季のCBA順位表でトップ3に入った強豪ばかりでした。
- アウェーでの新疆フライングタイガース戦:97-108で黒星スタート
- 元日のホームでの遼寧フライングレパーズ戦:3連覇中の王者を105-90で撃破
- ホームでの浙江ゴールデンブルズ戦:昨季2戦2敗の相手にリベンジの機会
新疆戦の敗戦で始まったものの、元日の遼寧戦で大きな白星をつかみ、チームの士気は一気に高まりました。その勢いを本当に継続できるのかが、浙江戦の焦点でした。
主力の離脱と復帰が交錯
北京を率いるXu Limingヘッドコーチにとって、この浙江戦は楽観できる状況ではありませんでした。新たに加わったセンターのZhou Qiが今季2度目の負傷離脱から復帰した一方で、好調だったポイントガードのChen Ying-chunは遼寧戦で足首を痛めて欠場。ガード陣のやりくりが難しくなる中で、チーム全体での対応が求められました。
浙江戦:序盤から主導権を握った北京
試合は立ち上がりから互いに高いシュート成功率を見せる展開になりました。北京ではガードのユージーン・ジャーマン(Eugene German)が果敢にリングへアタックし、第1クォーターだけで14得点と躍動。北京は32-24とまずまずのリードを奪って最初の10分を終えます。
第2クォーターに入っても、北京は高さとフィジカルを生かしたインサイド攻撃で優位に立ちつつ、外角シュートもバランスよく決めました。浙江が追い上げのきっかけをつかみかけるたびに、北京が素早く守備を引き締めて流れを断ち切る展開が続き、前半終了時点で65-50と15点差のリードを確保しました。
第3クォーターの我慢と采配
後半開始直後、北京はやや動きが重くなり、浙江に流れが傾きかけます。そこでXuヘッドコーチはこまめな選手交代でフレッシュな脚をコートに送り込み、守備の強度と攻撃のリズムを維持しようと試みました。
この采配が功を奏し、北京はリードを大きく崩すことなく第3クォーターを乗り切ります。終盤には再びオフェンスがかみ合い、91-74と17点差まで引き離して最終クォーターへ入りました。
第4クォーターで勝負あり 若手にも出場機会
第4クォーター序盤、Zhang CairenとSun Yahuiが連続で3ポイントシュートを沈め、北京のリードはさらに拡大しました。この時点で勝敗の行方はほぼ決まり、終盤はベンチメンバーや若手選手たちが貴重なプレータイムを得る展開となりました。
最終的にスコアは118-96。北京は今季チーム最多となる1試合118得点を記録し、攻撃面でのポテンシャルを示しました。同時に、このタフな1週間を2勝1敗で終えたことは、チームの精神的な成長と層の厚さを示す結果でもあります。
この2勝1敗が示すもの
昨季トップ3の新疆、遼寧、浙江という強敵を相手に、北京はアウェーでの黒星から立ち直り、ホームで連勝してみせました。特に、昨季2度苦杯をなめた浙江に大差で勝利したことは、チームにとって大きな自信となるはずです。
主力ガードの欠場という逆風の中でも、インサイドの強みとアウトサイドシュートの精度を両立させた点は、今後のシーズンを戦い抜く上で重要な武器になりそうです。若手やベンチメンバーがガーベジタイムで経験を積めたことも含め、北京ダックスにとってこの1週間は、結果と内容の両面で収穫の多いものだったと言えるでしょう。
試合のポイント
- ジャーマンが第1クォーター14得点と爆発し、試合の流れを北京に引き寄せた
- インサイドの優位と外角シュートの成功で、終始主導権を維持した北京の攻撃バランス
- 最終クォーターでリードを広げ、ベンチメンバーと若手に実戦経験を積ませる余裕を見せたこと
CBAのシーズンが続いていく中で、この浙江戦での完勝とタフな1週間の乗り切り方は、北京ダックスの今後を占う一つの指標になりそうです。
Reference(s):
Beijing ends tough CBA stretch with 2-1 record with win over Zhejiang
cgtn.com








