全豪オープン男子テニス:ジョコビッチがファリア下し2回戦突破、25個目GSへ前進
テニスの四大大会・今年の全豪オープン男子シングルス2回戦で、ノバク・ジョコビッチがポルトガルの予選勝者ハイメ・ファリアを6-1、6-7(4)、6-3、6-2で下し、史上25個目のグランドスラム制覇へ向けて一歩前進しました。
序盤はワンサイドも、第2セットで一転
この全豪オープンで、ジョコビッチは「大会序盤でリズムをつかむ」というトップ選手にとっての課題に取り組みました。2回戦の相手となった21歳のファリアは、四大大会初出場ながら、その挑戦者らしい勢いでツアー屈指の実績を持つ相手に堂々と渡り合いました。
- 第1セット:ジョコビッチが6-1で圧倒し、経験の差を見せつける展開
- 第2セット:タイブレーク7-6(4)でファリアが奪取し、試合を振り出しに戻す
- 第3・第4セット:ジョコビッチが6-3、6-2で取り返し、最終的にセットカウント3-1で勝利
特に第2セットでは、ファリアが全コートを駆け回る俊敏さと力強いショットで主導権を握り、一方的だった第1セットから流れを変えてみせました。
ツアー初勝利からの大健闘、ファリアの収穫
ファリアにとって、この大会は多くの意味で「初めて尽くし」となりました。1回戦で挙げた勝利は、彼にとってツアーレベルでの初勝利。その勢いを持ち込んだ2回戦で、歴史的な実績を誇るジョコビッチからセットを奪ったことは、大きな自信につながりそうです。
世界ランキング125位の若手が、グランドスラムでいきなりトップ選手に挑み、タイブレークまで競り合い、1セットをもぎ取る――。世代交代の予感や、ツアーの層の厚さを感じさせる一戦でもありました。
ジョコビッチは記録更新、マレーもサポート
この試合は、ジョコビッチにとって記録の面でも意味のある一戦でした。コートに立ったことでグランドスラム通算430試合出場となり、ロジャー・フェデラーと並んでいた記録を抜いて新たな記録を打ち立てています。
ベンチには、かつてのライバルであるアンディ・マレーの姿もありました。幾度も名勝負を演じてきた相手が、今回はサポート役としてコーチボックスに座る構図は、テニスファンにとっても印象的な光景です。
次戦はマハチと対戦へ、25個目のGSタイトルへ道半ば
ジョコビッチは、この勝利によりチェコのトマシュ・マハチとの3回戦に進みます。大会前から注目される「グランドスラム25個目」という前人未到の記録に向け、まだ大会は第1週の段階でした。
- 2試合連続で四大大会初出場の相手と対戦
- いずれの相手も若い世代(10代と21歳)
- それぞれがジョコビッチに異なる課題を突きつけた
大会序盤は「若手との実戦を通じて調子を上げていく」プロセスが、はっきりと浮かび上がっています。ベテランの域にあるジョコビッチが、若い世代の台頭を受け止めつつも、なお頂点を維持できるのか。全豪オープンは、単なる一大会以上に、男子テニスの勢力図を映し出す舞台になりつつあります。
Reference(s):
cgtn.com








