アーセナル、北ロンドンダービー制す トロサール弾でトッテナム撃破
プレミアリーグの北ロンドンダービーでアーセナルがトッテナム・ホットスパーを2-1で下しました。レアンドロ・トロサールの決勝ゴールで順位を2位に戻し、首位リバプールとの差を4ポイントに縮めています。
試合のポイントまとめ
- スコア:アーセナル 2-1 トッテナム
- 決勝点:レアンドロ・トロサール(前半終了間際)
- アーセナルはプレミアリーグ11試合連続負けなし
- 順位:アーセナル2位、トッテナム13位(勝ち点24)
ソンが先制も、トロサールが流れを変える
試合は立ち上がりからアーセナルが主導権を握りましたが、先にスコアを動かしたのはトッテナムでした。前半25分、ソン・フンミンのボレーシュートがディフレクション(相手に当たって軌道が変わる形)し、そのままゴールイン。内容では押し気味だったアーセナルにとっては、流れに反する失点となりました。
アーセナルはここ数試合、カップ戦で苦しい戦いが続いていました。リーグカップ準決勝第1戦ではニューカッスルにホームで0-2と敗れ、FAカップ3回戦ではホームでマンチェスター・ユナイテッドに敗れ、PK戦の末に大会から姿を消しました。さらにエースの一人であるガブリエウ・ジェズスが今季絶望とされる負傷に見舞われ、チームの雰囲気は重くなっていました。
そんな状況の中で迎えた宿敵トッテナムとの一戦。失点後もアーセナルは攻撃のテンポを落とさず、前線からの激しいプレスと素早いボール回収で押し込む展開を続けます。その姿勢が実を結んだのが前半終了間際でした。トロサールがエリア内でボールを受け、力強いシュートをゴールに突き刺し、これが決勝点となりました。
アルテタ監督が強調した「態度」と「強度」
試合後、アーセナルのミケル・アルテタ監督はチームの姿勢を高く評価しました。アルテタ監督は「今日は outstanding だった。最初の1分から本当に激しく戦い、相手を傷つけるという明確な目的を持ってプレーした。スタジアムには信じられないような雰囲気が生まれていた」と振り返っています。
さらに「自分たちを哀れむことなくプレーした選手たちの態度は、素晴らしかった」とも語り、直近のカップ戦での敗退や主力の負傷に引きずられず、高い集中力とインテンシティ(試合強度)を保った点を称えました。ホームサポーターもそれに呼応するように声援を送り続け、スタジアム全体が一体となってチームを後押しした形です。
トッテナムは11敗目、13位と苦しい立場に
一方、トッテナムにとっては今季リーグ戦で11回目の黒星となりました。順位は13位、勝ち点は24と、中位からなかなか抜け出せない状況が続いています。アンジェ・ポステコグルー監督は、この日の敗戦に大きな不満は示さず、内容面でもアーセナルが上回っていたことを認めています。
守備面ではリード後に押し込まれ、アーセナルの前線からの圧力に対応しきれない時間帯が長く続きました。攻撃でもソンのゴール以外には決定的なチャンスを多く作れず、守勢に回らざるを得ない展開が増えたことが、結果に直結したと言えます。
タイトルレースに再び灯った希望
この勝利で、アーセナルはプレミアリーグでの連続無敗を11試合に伸ばしました。順位は2位に浮上し、首位を走るリバプールとの勝ち点差は4。アルネ・スロット監督が率いるリバプールを追いかける立場は変わりませんが、宿敵とのダービー勝利はチームとサポーターにとって大きな精神的な後押しとなります。
リーグカップとFAカップでの悔しい結果、そして主力の長期離脱という逆風の中でつかんだ北ロンドンダービー勝利は、シーズン後半戦に向けた重要なターニングポイントになる可能性があります。タイトル争いの行方を左右する一戦として、今後振り返られる試合になるかもしれません。
アーセナルがこの勢いを維持し、首位リバプールをどこまで追い詰められるのか。プレミアリーグのタイトルレースは、ここからさらにヒートアップしていきそうです。
Reference(s):
cgtn.com








