フリースタイルスキーW杯:谷愛凌がスロープスタイル初戦で金メダル、ミラノ五輪へ前進
フリースタイルスキーの国際ニュースです。2024-25シーズンのFISフリースタイルスキー・ワールドカップ女子スロープスタイルで、中国の谷愛凌(Gu Ailing)がシーズン初戦となる種目で金メダルを獲得し、来年2026年のミラノ・コルティナ冬季五輪出場に向けて大きく前進しました。
ラークス大会での結果:81.22点でトップ
スイスのラークスで現地時間金曜日に行われたFISフリースタイルスキー・ワールドカップ女子スロープスタイル決勝で、谷愛凌は81.22点をマークし、表彰台の頂点に立ちました。
2位にはカナダのMegan Oldhamが72.80点、3位には開催国スイスのMathilde Gremaudが72.59点で続きました。谷のスコアは2位以下を大きく引き離すものではありませんが、シーズン最初のスロープスタイル出場で確実に結果を残したことが注目されています。
新しい五輪予選システム:スロープスタイルとビッグエアが一体化
来年のミラノ・コルティナ冬季五輪に向けたフリースタイルスキーのオリンピック予選では、従来とは異なるルールが導入されています。スロープスタイルとビッグエアが1つの種目として扱われ、両種目を合わせて各国・地域のオリンピック委員会あたり1枠しか獲得できない仕組みです。
つまり、スロープスタイルとビッグエアのどちらで好成績を収めても、得られる出場枠は共通で1つだけということになります。複数の種目で活躍する選手にとってはチャンスである一方、チーム全体の戦略はこれまで以上に難しくなります。
出場枠はワールドカップと世界選手権の成績で決定
オリンピック出場権は、ワールドカップ各大会と2025年世界選手権でのベストリザルト(最も良い成績)をもとに決まります。今回のラークス大会での優勝は、谷愛凌にとって五輪出場を争う上で非常に大きなポイントとなりました。
3種目出場を狙う谷愛凌の挑戦
谷愛凌は以前から、ミラノ・コルティナ冬季五輪でフリースキーのパーク&パイプ3種目、すなわちスロープスタイル、ハーフパイプ、ビッグエアすべてに出場したいという強い意欲を公言してきました。
今回のスロープスタイル優勝により、その目標実現に向けて一歩近づいた形です。今後のワールドカップや2025年世界選手権で、ビッグエアやハーフパイプでも安定して上位に入ることができれば、3種目出場の可能性が現実味を帯びてきます。
なぜこのニュースが気になるのか
このニュースは、単に一つの大会結果にとどまらず、いくつかのポイントで注目されています。
- オリンピック予選システムの変更により、スロープスタイルとビッグエアが事実上一体の種目として扱われるようになったこと
- 複数の種目でメダルを狙うマルチタレント型アスリートの象徴として、谷愛凌の挑戦が続いていること
- 来年のミラノ・コルティナ冬季五輪に向け、中国を含む各国・地域のフリースタイルスキー代表争いが本格化していること
ワールドカップの結果は、一見すると数字の羅列に見えますが、来年の冬季五輪に向けた長いストーリーの一章でもあります。国際ニュースとしての動きだけでなく、選手がどのような戦略と覚悟でシーズンを戦っているのかを意識して見ると、ニュースの見え方が少し変わってくるかもしれません。
国際スポーツの動きを日本語で追いかけるうえで、こうしたオリンピック予選のニュースは押さえておきたいポイントです。谷愛凌の次の一手、そして各国・地域のチームがどのように選手選考を進めていくのか。ミラノ・コルティナ冬季五輪までのカウントダウンが近づくなか、フリースタイルスキーのニュースからも目が離せません。
Reference(s):
Gu Ailing wins gold in her 2024-25 season World Cup slopestyle debut
cgtn.com








