全豪オープンで中国勢が女子・混合ダブルス躍進 シングルス敗退後も存在感
全豪オープンでシングルスの中国勢はすべて姿を消した一方で、女子ダブルスと混合ダブルスでは中国本土の選手たちが存在感を見せています。本記事では、その象徴となったグオ・ハンユー組の逆転勝利を中心に、中国勢の戦いぶりを整理します。
シングルス全滅でも続く中国勢の挑戦
今大会のシングルスでは、中国本土出身の選手はすでに全員が敗退しています。それでも、中国勢の全豪オープンは終わってはいません。女子ダブルスや混合ダブルスなど他の種目では、なお多くの選手が勝ち残り、上位進出を目指して戦い続けています。
その一人が、女子ダブルスでプレーするグオ・ハンユーです。シングルスでの結果にかかわらず、ダブルスで流れをつかみ直す姿は、今大会の中国勢を象徴するものと言えます。
グオ・ハンユー組、フルセットでの逆転勝利
グオ・ハンユーはロシアのアレクサンドラ・パノワとペアを組み、女子ダブルス2回戦に臨みました。相手はアメリカのサブリナ・サンタマリアとベルナルダ・ペラのペア。試合は序盤から拮抗し、第1セットを5対7で落とす苦しい展開となりました。
それでもグオ組は崩れませんでした。第2セットはタイブレークにもつれ込み、7対6、タイブレーク7対1で取り返します。重要な場面で集中力を切らさず、一気に主導権を奪い返した形です。
勝負の第3セットも互いにキープが続く緊張感の高い展開となりましたが、最後はグオ組が7対5で押し切りました。1セットダウンからの逆転勝利で、女子ダブルス3回戦へと駒を進めています。
タイトな展開を制したメンタルの強さ
スコアだけを見ても、この試合がいかに紙一重だったかが分かります。第2セットでのタイブレーク7対1というスコアは、プレッシャーのかかる場面でグオ組が一気にギアを上げたことを示しています。
ダブルスでは、相手に流れを渡さないための集中力と、ペア同士の信頼関係が大きな鍵になります。競った試合をフルセットで取り切った今回の勝利は、技術だけでなくメンタル面でもグオ組の強さを印象づけました。
混合ダブルスでも広がる中国勢のチャンス
大会では、女子ダブルスだけでなく混合ダブルスでも中国本土の選手が勝ち進んでいます。シングルスでの早期敗退という結果に終わった選手にとっても、混合ダブルスは再びコートに立ち、自分のプレーを示す貴重な舞台となっています。
混合ダブルスは、男女のプレースタイルが交わる独特の種目です。サービスやリターンの配球、ネット前での動き方など、女子ダブルスとはまた違った駆け引きが求められます。その中で中国勢がどのようなコンビネーションを見せるのかは、大会後半に向けた見どころの一つです。
ダブルスで見える中国勢の可能性
シングルスの結果だけを見ると、中国勢は今大会で苦戦しているように映るかもしれません。しかし視点をダブルスや混合ダブルスに広げると、別の姿が見えてきます。異なる国や地域の選手とペアを組み、コミュニケーションを取りながら勝利をつかみにいく姿は、国際舞台で戦うアスリートとしての新たな一面でもあります。
ファンが注目したいポイント
- タイブレークや終盤のゲームなど、プレッシャーのかかる場面での集中力
- サービスゲームとリターンゲームのバランス、特にリターンでどこまで主導権を握れるか
- 女子ダブルスと混合ダブルスで、ペアごとにどう戦術を変えているか
全豪オープンは、シングルスだけでなくダブルスや混合ダブルスまで視野を広げることで、より立体的に楽しめる国際テニスの舞台です。中国本土の選手たちが見せる粘り強さとチームワークは、今後の試合でも注目しておきたいポイントと言えるでしょう。
Reference(s):
Chinese players advance in women's, mixed doubles at Australian Open
cgtn.com








