アジア冬季競技大会フィギュア入門:ハルビン大会で何を見る?
2025年に中国東北部のハルビン市で開催が予定されている第9回アジア冬季競技大会。その中で、フィギュアスケートは芸術性と技術が融合した主役級の競技として、国内外の注目を集めています。
第9回アジア冬季競技大会とフィギュアスケート
アジア冬季競技大会は、アジアの冬のスポーツが集う国際大会です。2025年の第9回大会は、中国東北部のハルビン市で行われる予定で、そのフィギュアスケート競技は大会のハイライトの一つとされています。
フィギュアスケートは、氷上でのジャンプやスピンなどの高い技術と、音楽に合わせた表現力を両立させる競技です。その見るスポーツとしての魅力から、会場でも配信でも多くの観客を引きつけます。
オリンピックで育まれてきたフィギュアの歴史
フィギュアスケートは、オリンピックの歴史の中でも特別な位置を占めてきました。1908年ロンドン大会、1920年アントワープ大会では、まだ夏の大会の一競技として実施され、その後1924年に初めて冬季オリンピックが開催されます。
冬季オリンピックが始まる前から採用されていた数少ない冬の競技であり、その歴史は今も世界中のファンを惹きつけ続けています。
採点の仕組み:TESとPCSを知っておく
現在のフィギュアスケートは、国際スケート連盟(ISU)のジャッジングシステムに基づき採点されます。成績は主に、TES(テクニカル・エレメント・スコア)とPCS(プログラム・コンポーネント・スコア)の二つの柱から成り立っています。
TESは、ジャンプやスピン、ステップといった技の難易度と出来栄えを数値化したものです。一方のPCSは、スケーティング技術や演技の構成、音楽表現など、プログラム全体の完成度や芸術性を評価します。
画面の隅に表示されるスコアを技術点(TES)と演技構成点(PCS)と意識して見ていくと、ただきれい・すごいと感じるだけでなく、採点の理由も少しずつ見えてきます。
ハルビン大会で行われる4つの種目
2025年のアジア冬季競技大会では、フィギュアスケートは次の4種目が実施される予定です。
- 男子シングル:1人で滑走し、高難度のジャンプやスピン、ステップを通じて技術と表現力を競います。
- 女子シングル:男子シングルと同様に、1人での演技で総合力を競う種目です。スピード感としなやかな動きに注目が集まります。
- ペア:男女のペアが、リフトやスロージャンプなど2人ならではのダイナミックな技と、息の合ったスケーティングを披露します。
- アイスダンス:リフトなどの大技よりも、音楽への乗り方やリズム、ダンスとしての一体感が重視される種目です。氷上の社交ダンスとも呼ばれます。
同じフィギュアスケートでも、種目ごとに魅せ方や重視されるポイントが異なります。大会を通して4種目を見比べると、競技の奥深さがより立体的に見えてきます。
どう楽しむ?観戦と視聴のポイント
アジア冬季競技大会のフィギュアスケートをより楽しむためには、次のような視点を意識してみるとよいでしょう。
- TESとPCSの違いを押さえ、ジャンプなどの技術要素と、音楽表現やつなぎのスケーティングの両方に目を向ける
- シングル、ペア、アイスダンスの間で、スピード感や距離感、選曲の雰囲気がどう変わるかを見比べる
- 自分なりのこの選手のここが好きというポイントをメモし、SNSで感想や印象に残ったシーンを共有してみる
仕事や勉強の合間にハイライト映像をチェックするだけでも、十分に氷上の芸術を味わうことができます。ニュースとして大会の結果を追いながら、印象に残った演技を周りの人と語り合う――そんな日常の小さな楽しみ方もありそうです。
まとめ:アジアの冬を映すリンクへ
ハルビンで開催が予定されている第9回アジア冬季競技大会は、アジア各地の選手たちが一堂に会する冬のスポーツの舞台です。その中でもフィギュアスケートは、4つの種目を通じて、技術と芸術が交差する氷上の物語を見せてくれます。
基本的な種目と採点の仕組みをあらかじめ押さえておけば、初めて観戦する人でもぐっと楽しみやすくなります。2025年のアジア冬季競技大会をきっかけに、フィギュアスケートという競技をあらためてじっくり味わってみてはいかがでしょうか。
Reference(s):
cgtn.com








