車いすテニスで中国初の四大大会V Wang&Liが全豪ダブルス制覇
車いすテニスのグランドスラムで、中国ペアが初のタイトル獲得という歴史的快挙です。オーストラリアン・オープン女子ダブルス決勝での勝利は、アジアのパラスポーツにとっても大きな一歩となりました。
中国ペアが全豪の頂点に
車いすテニスのオーストラリアン・オープン女子ダブルスで、Wang Ziying選手とLi Xiaohui選手が、中国として初めて四大大会(グランドスラム)タイトルを獲得しました。
決勝では、同じ中国出身のZhu Zhenzhen選手と、日本のManami Tanaka選手のペアと対戦し、6-2、6-3のストレートで勝利しました。スコアからも分かるように、要所をしっかり締める安定した試合運びだったことがうかがえます。
Wang & Li、それぞれの成長物語
今回タイトルを手にした2人は、ここ数年で着実に実績を積み上げてきました。
- Li Xiaohui選手は、昨年のメルボルン大会(オーストラリアン・オープン)でダブルスのベスト8入り。その後、フレンチ・オープンとウィンブルドンのダブルスで準決勝に進出しています。
- Wang Ziying選手は、今大会がオーストラリアン・オープン初出場でしたが、昨年のウィンブルドンではシングルスとダブルスの両方でベスト4入りを果たしています。
こうした段階的なステップアップの先に、今回の四大大会初タイトルがありました。キャリアの積み重ねが、一つの結果として結実した形です。
悔しさを糧にしてきたZhuとTanaka
一方、惜しくも準優勝となったZhu Zhenzhen選手にとって、メルボルン・パークは「あと一歩」が続く場所でもあります。Zhu選手は今回の結果で、オーストラリアン・オープンのダブルスで4度目の準優勝となりました。また、フレンチ・オープンのシングルスでも3度の準優勝を経験しています。
Manami Tanaka選手も、オーストラリアでシングルスのベスト4、ダブルスでも2度のベスト4入りと、安定して上位に進出してきましたが、まだ四大大会タイトルには届いていません。今回の決勝進出は、次のステップへ向けた大きな手応えと言えそうです。
アジア発の車いすテニスが広がるきっかけに
中国と日本の選手が顔をそろえた今回の決勝は、アジアの車いすテニスの層の厚さを示す一戦となりました。中国初のグランドスラム制覇というニュースは、両国を含むアジア全体のパラスポーツへの関心を高めるきっかけにもなりそうです。
4人の選手はいずれも、何度も準決勝や決勝の舞台に立ちながら、地道に経験を重ねてきました。その蓄積が、勝者と敗者それぞれの形で、今回のドラマを生み出しています。今後、どの大会で誰が「初優勝」をつかむのか。アジアの車いすテニスから、目が離せない展開が続きそうです。
Reference(s):
Wang & Li win China's first Grand Slam title in wheelchair tennis
cgtn.com







