ロナウドが通算920ゴール目 アル・ナスルが最下位アル・ファテフに勝利
サウジ・プロリーグのアル・ナスル対アル・ファテフ戦で、クリスティアーノ・ロナウドがキャリア通算920ゴール目をマークし、チームの3-1勝利に貢献しました。本記事では、この試合の流れと40歳を目前にしたロナウドの存在感を振り返ります。
アル・ナスルがホームで3-1勝利
現地時間の日曜日、サウジアラビアの首都リヤドにあるアル・アウワル・パークで行われたサウジ・プロリーグの一戦は、ホームのアル・ナスルがアル・ファテフを3-1で下し、リーグ3位に浮上する結果となりました。
対戦相手のアル・ファテフは最下位に沈むクラブで、試合の立ち上がりからアル・ナスルが主導権を握りました。
試合展開:オウンゴールで先制し、終盤にダメ押し
前半:ロナウドのボレーはVARで取り消し
前半37分、ロナウドがゴール前で鋭いボレーシュートを叩き込み、一度はスタジアムが歓声に包まれました。しかし、このゴールはビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックによりオフサイドと判定され、取り消されます。
それでもアル・ナスルの攻勢は続き、そのおよそ4分後、右サイドからのアンジェロのクロスが相手DFマルワネ・サダネに当たり、そのままオウンゴールに。アル・ナスルが前半のうちに1-0とリードを奪いました。
後半:セットプレーから追加点、一時は1点差に
後半に入っても試合の流れはホームチームに傾いたままでした。後半12分、アンジェロが得たフリーキックから鋭いボールをゴール前に送り込むと、モハメド・シマカンがヘディングで合わせてアル・ファテフのゴールネットを揺らし、スコアは2-0に。
しかし72分、アル・ナスルのGKベント・クレプスキがモラド・バルトナにボールを奪われ、強烈なシュートを決められて2-1。点差は一気に1点まで縮まり、試合の行方は分からなくなります。
終盤:マネのクロスから生まれた920ゴール目
緊張感が高まるなか、試合終了3分前に再びスコアが動きます。サディオ・マネが左サイドから正確なクロスを供給し、ゴール前で待ち構えていたロナウドがこれを逃さずフィニッシュ。これがロナウドにとってキャリア通算920ゴール目となる一撃であり、アル・ナスルにとっては勝負を決定づける3点目となりました。
40歳目前でも示した決定力
この試合当時、ロナウドは40歳の誕生日を2週間後に控えていました。それにもかかわらず、ゴール前での動き出しとフィニッシュの質は依然として高く、年齢を感じさせないパフォーマンスを見せています。
とくに印象的なのは、試合終盤というもっとも神経を使う時間帯で、確実にチャンスをものにした点です。チームが1点差に追い上げられた状況で、落ち着いて3点目を決めたことは、ベテランならではの経験と集中力を物語っています。
- VARでゴールが取り消されてもメンタルを崩さなかったこと
- 試合終盤まで高い強度でプレーし続けたこと
- 味方のマネとの連携から決定機を作り上げたこと
これらは、キャリア通算920ゴールという数字が単なる積み重ねではなく、長年にわたる自己管理と適応力の結果であることを示しています。
アル・ナスルの現状と今後の焦点
アル・ナスルはこの勝利でサウジ・プロリーグ3位に浮上しましたが、首位を走るアル・イティハドとは依然として勝ち点8差がついています。タイトル争いの行方を左右するには、今後も取りこぼしのできない試合が続きます。
今回の試合から見える今後のポイントとしては、次のような点が挙げられます。
- ロナウドとマネを軸とした攻撃の安定感をどこまで高められるか
- リード時の試合運びと、守備面でのミスを減らせるか
- 下位クラブ相手の試合で着実に勝ち点3を積み上げられるか
最下位クラブ相手の試合で見せた攻撃力と、やや不安定な試合運び。その両方が表れた一戦だったからこそ、アル・ナスルがここからどのように修正し、首位争いに食らいついていくのかが注目されます。
40歳を目前にしたロナウドの920ゴール目は、単なる記録更新にとどまらず、ベテランがチームの軸としてどこまで輝き続けられるのかを考えさせる象徴的なゴールだったと言えるでしょう。
Reference(s):
Ronaldo scores 920th career goal for Al Nassr to beat Al Fateh
cgtn.com








