プレミアリーグ マルティネス終盤弾でマンUがフラム撃破 アモリム体制に貴重な白星
マンチェスター・ユナイテッドが、プレミアリーグのフラム戦でリサンドロ・マルティネスの終盤弾により1-0で勝利し、ルベン・アモリム監督体制にとって貴重な勝ち点3をつかみました。
- プレミアリーグ、フラム 0-1 マンチェスター・ユナイテッド
- 78分、マルティネスのロングシュートが相手に当たって決勝点に
- アモリム監督就任後のリーグ戦4勝目で、チームは12位に浮上
- フラムは終盤に決定機を逃し、10位ながら勝ち点差は4に縮小
- ユナイテッドはフラムのホームでリーグ戦8連勝、公式戦直近5試合で4勝目
終盤78分の一撃が試合を決める
現地時間日曜日に行われたプレミアリーグのフラム対マンチェスター・ユナイテッド戦は、終盤まで膠着した展開が続きました。アウェーのユナイテッドは前半、決定機をほとんどつくれず、重い空気のままハーフタイムを迎えます。
後半に入ると少しずつリズムをつかみ始めたユナイテッドは、78分についに試合を動かします。アルゼンチン出身DFリサンドロ・マルティネスがペナルティーエリアの外から放ったロングシュートは、相手ディフェンダーに当たって大きくコースが変わり、そのままゴールへ吸い込まれました。チームにとってこの試合唯一の枠内シュートが、そのまま決勝点となりました。
内容は低調、それでも「まずは勝利」
アモリム監督は11月にエリック・テン・ハフ前監督の後任として就任しましたが、それ以降のリーグ戦での勝利はわずか3つにとどまっていました。ここ9試合で6敗を喫していたチームにとって、この一戦は「結果がすべて」の試合でした。
勝利により、ユナイテッドはプレミアリーグで12位に浮上し、10位のフラムとの勝ち点差を4に縮めました。順位表の中位から上位をうかがう足がかりとして、数字の面でも大きな意味を持つ勝利と言えます。
マルティネス「運もあったが、重要な勝利」
決勝ゴールを決めたマルティネスは、試合後のインタビューで「運もあったと思うが、とても重要な勝利だ」と語りました。さらに「誰が点を取るかは関係ない。最も大事なのは勝ち点3。ファンだけでなく、苦しんできた自分たちにとっても大きい」と強調しました。
また、クラブにかかるプレッシャーについて「このクラブでは常にプレッシャーが大きい。簡単な試合は一つもない。今日のような苦しい展開の試合でも勝たなければならないし、勝ったあとも謙虚でいることが大事だ」と話し、結果に満足しつつも気を引き締めている様子を見せました。
若手コリアーがゴールライン上で救い、フラムは決定機を逃す
ユナイテッドは守備面でも、若手の貢献に救われました。途中出場のトビー・コリアーが終盤、フラムDFヨアキム・アンデルセンのヘディングシュートをゴールライン上でかき出し、同点ゴールをギリギリで防ぎました。このプレーがなければ、試合の流れは大きく変わっていた可能性があります。
一方のフラムは、試合を通していくつかの好機をつかみながらも決め切れませんでした。前半にはエミール・スミス・ロウがペナルティーエリア内で好位置を取ったものの、シュートまで持ち込めず。終盤には途中出場のロドリゴ・ムニスが2度の決定的なチャンスを外し、ホームサポーターの期待に応えられませんでした。
ユナイテッド側でも、アマド・ディアロが後半アディショナルタイムにゴールネットを揺らしましたが、これはビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の判定でオフサイドとされ、追加点とはなりませんでした。
フラムのホームでリーグ戦8連勝、復調への兆しはあるか
この勝利により、ユナイテッドはフラムのホームでのリーグ戦を8試合連続で制したことになります。相性の良さを示す数字であると同時に、公式戦では直近5試合で4勝目と、少しずつ結果が出始めていることも見て取れます。
一方で、この日の内容だけを見れば、ユナイテッドが完全に復調したと評価するのはまだ早いとも言えます。チームとしての攻撃の形は依然として模索段階であり、決定機の数も限られていました。守備でも相手の決定力不足に助けられた場面が少なくありませんでした。
それでも、苦しい流れの中で勝ち点3を積み上げることは、長いシーズンを戦ううえで重要です。アモリム監督にとっても、この一勝はドレッシングルームの雰囲気を変え、チームに自信を取り戻させるきっかけとなりそうです。次の試合で、この結果をどれだけ内容の向上につなげられるかが問われます。
Reference(s):
Late Martinez strike earns Manchester United much-needed victory
cgtn.com







