アーセナルがシティを5-1粉砕 プレミアリーグ優勝争いに踏みとどまる
プレミアリーグ優勝争いで大きな一勝
プレミアリーグの優勝争いでアーセナルが王者マンチェスター・シティを5-1で粉砕し、首位との差を勝ち点6に縮めました。10代選手2人のゴールも飛び出した一戦のポイントを整理します。
スコアと順位:首位リバプールを追走
日曜日に行われたこの試合で、アーセナルは本拠地でマンチェスター・シティを5-1で下し、タイトルレースで存在感を示しました。
アーセナルはこれでリーグ戦14試合負けなし。24試合を終えて勝ち点50とし、首位リバプールの56(23試合)を追いかける形です。シティは勝ち点41で4位と、上位からやや引き離されています。
開始2分のオーデガード弾で主導権
試合は立ち上がりからアーセナルが主導権を握りました。開始2分、ジョン・ストーンズからのパスでマヌエル・アカンジが苦しい体勢でボールを受けて奪われると、カイ・ハフェルツが冷静に折り返し、キャプテンのマルティン・オーデガードが近距離から決めて先制します。
その後もシティ守備陣は混乱気味で、アーセナルはガブリエウ・マルティネリのシュートでネットを揺らしましたが、これはオフサイド判定でノーゴールに。さらに、ビルドアップのミスから得た決定機でハフェルツがフリーのシュートを枠外に外す場面もあり、前半のうちに試合を決め切ることはできませんでした。
ハーランドの通算250ゴールも一瞬の希望に
アーリング・ハーランドは前半、ボールタッチがわずか6回と影を潜めていましたが、後半55分に本領を発揮します。サビーニョのクロスに頭で合わせて同点ゴール。これがハーランドにとってシニアキャリア通算250得点目となりました。
このゴールでシティは勢いを取り戻したかに見えましたが、その希望は長く続きませんでした。
わずか38秒後に再逆転、若手コンビが試合を決める
キックオフからわずか38秒後、フィル・フォーデンが中盤でボールを失うと、トーマス・パーティのミドルシュートがストーンズに当たってコースが変わり、GKシュテファン・オルテガは反応できず。アーセナルがすぐさま2-1と勝ち越します。
ここからはアーセナルの一方的な時間帯でした。デクラン・ライスのパスを受けた10代のマイルズ・ルイス=スケリーが右足で流し込んで3点目を奪うと、カウンターからマルティネリのスルーパスに抜け出したハフェルツが今度はきっちり決めて4-1とリードを広げます。
そして試合終盤、途中出場の10代イーサン・ヌワネリが、長いパス交換からペナルティエリア内でボールを受けると、オルテガの届かないコースへ美しいカーブシュートを沈めて5点目。アーセナルは今季リーグ戦ホームゲームで最大得点差の勝利を収めました。
内容も伴った「完勝」 オーデガードとストーンズの言葉
試合後、オーデガードは「トップゲームでトップパフォーマンス。ファンと雰囲気も含めて、これ以上はないくらいで、とてもハッピーだ。最後にはふさわしい結果を得られたと思う」とコメントし、相手が王者シティであっても内容で圧倒したことに手応えを語りました。
一方で、シティのジョン・ストーンズは「難しい。ぼくらは誰も負けることをすんなり受け入れることはできない。特に最後の30分の戦い方は受け入れがたい」と悔しさをにじませました。後半のシティはプレスの強度が落ち、集中力も切れ、守備の綻びを次々と突かれた印象です。
シティの5連覇は黄信号、アーセナルは批判を力に変える
シティはリーグ戦6試合負けなしと調子を上げてきたところでしたが、この5失点大敗で5季連続優勝への望みは大きく後退しました。試合全体を通しても、前半の一時的な反撃とアーセナルGKダビド・ラヤの好守を引き出した場面を除けば、多くの時間帯で後手に回りました。
一方、今季「セットプレー頼み」とも指摘されてきたアーセナルは、この試合で流れるような連係と個人技からゴールを重ね、攻撃のバリエーションとクオリティを証明しました。特に10代選手のルイス=スケリーとヌワネリが大舞台で結果を残したことは、チームの将来性を示す象徴的な出来事と言えます。
首位リバプールとの勝ち点差は依然として6ありますが、14試合負けなしという勢いと、この日の内容を踏まえれば、アーセナルはプレミアリーグ優勝争いで最後まで主役であり続けそうです。
Reference(s):
Arsenal crush Manchester City to stay in Premier League title hunt
cgtn.com








