ISU会長が語るアジア冬季競技大会 ハルビン発・アジアの冬スポーツ video poster
アジア冬季競技大会が開催都市ハルビンで熱気を帯びるなか、国際スケート連盟(ISU)のキム・ジェヨル会長がスポーツ番組の独占インタビューに応じ、大会運営や会場を高く評価するとともに、アジアの冬スポーツの成長と課題について語りました。
ハルビンスタジオで語られた「アジアのいま」
キム会長は、スポーツ番組「Sports Scene」のハルビンスタジオで、グレッグ・ラファーディ氏のインタビューを受けました。アジア全体の冬季競技が集結するこの大会について、競技面から運営面まで幅広く見解を示したのが印象的です。
綿密な準備と充実した会場を評価
インタビューの中でキム会長は、スケート競技全体を総合的に評価しつつ、主催者側の綿密な準備を高く評価しました。大会運営の進行や選手・観客の動線、安全面など、細かな点まで配慮が行き届いているとみています。
また、開催都市に整備された会場についても、その規模や設備、雰囲気を称賛しました。リンクのコンディションや観客席からの視認性など、競技の質と観戦のしやすさを両立させた会場づくりが、今回の大会の強みだといえます。
- 競技運営のスムーズさ
- 選手・観客への配慮
- 最新設備を備えた会場づくり
こうした要素が組み合わさることで、アスリートにとってもファンにとっても満足度の高い大会になっているといえるでしょう。
ISUの役割とアジアの冬スポーツ拡大
キム会長は同時に、国際スケート連盟(ISU)が果たす役割にも言及しました。とくにアジアにおいて、スケートを含む冬季スポーツの普及と発展をどのように後押ししていくかは、連盟にとって重要なテーマです。
アジア冬季競技大会のような大規模な地域大会は、若い世代や新たな国・地域が冬スポーツに参加するきっかけになりやすく、関心や参加人口を広げる上で欠かせない存在だと強調しています。
- トップレベルの選手が力を試す舞台
- 次世代の選手が経験を積むチャンス
- 視聴者・観客に冬スポーツの魅力を伝える場
こうした機会を通じて、アジア全体で冬季スポーツの裾野が広がり、競技レベルも着実に引き上げられているという見方です。
中国・日本・韓国のライバル関係と相乗効果
インタビューでは、冬季スポーツにおける中国、日本、韓国の三者のライバル関係にも話が及びました。キム会長は、この長年続く競争関係が、各国の強化を加速させる原動力になっていると指摘します。
互いにメダルや記録を争うことで、トレーニング環境の整備や選手の育成プログラムが高度化し、その結果として大会全体のレベルアップにつながっているという視点です。単なる「宿命のライバル」ではなく、アジア全体の競技水準を押し上げる相互刺激として描かれているのが印象的です。
フィギュアスケートの新星たちに注目
キム会長はさらに、フィギュアスケートで台頭する新世代の選手たちにも触れました。アジアのリンクでは、すでに世界のトップレベルと肩を並べる若手が次々と登場しており、今後の国際大会で主役となる可能性を秘めています。
こうした新星の登場は、競技そのものの魅力を高めるだけでなく、子どもや若いファンがスケートを始めるきっかけにもなります。アジア冬季競技大会は、その「最初の一歩」を後押しする舞台として機能しているといえるでしょう。
日本の読者にとっての意味
今回のインタビューは、日本のファンや関係者にとっても、アジアの冬スポーツの現在地を知るうえで示唆に富んだ内容です。
- アジアが冬季競技の重要な拠点として存在感を高めていること
- 国際競技団体のトップが、アジアでの成長を戦略的に重視していること
- 中国・日本・韓国の競争が、結果としてアジア全体のレベルアップにつながっていること
日本としても、自国の選手の活躍だけでなく、アジア全体の流れの中で冬季スポーツをどう位置づけていくのかが問われています。ハルビンから届けられた今回のメッセージは、アジア発の冬スポーツがこれからどこまで飛躍できるのかを考えるうえで、一つの重要なヒントになりそうです。
Reference(s):
Exclusive: ISU president Kim Jae-youl praises Asian Winter Games
cgtn.com








