WTTシンガポール・スマッシュで中国が5冠達成 若手とエースが躍動
国際卓球大会WTTシンガポール・スマッシュで、中国代表が全5種目のタイトルを独占しました。男子・女子のシングルスとダブルス、混合ダブルスまで、世界トップクラスの実力を見せつける結果となりました。
WTTシンガポール・スマッシュで中国が5冠達成
WTTシンガポール・スマッシュは、世界のトップ選手が集まる卓球の国際大会です。今大会では、中国代表が以下の5種目すべてを制し、存在感を改めて示しました。
- 男子シングルス
- 女子シングルス
- 男子ダブルス
- 女子ダブルス
- 混合ダブルス
特にダブルスと混合ダブルスでは、新たなペアや若手選手の活躍が目立ちました。
男子ダブルスと男子シングルス 林詩棟が躍動
男子ダブルスでは、王楚欽と林詩棟のコンビが初めてWTT大会でペアを組みましたが、その完成度はすでに高いものでした。チャイニーズタイペイ代表の林昀儒と高承睿のペアを、11-2、11-4、13-11のストレートで下し、圧倒的な内容で優勝を決めました。
林詩棟は男子シングルスでも存在感を発揮しました。決勝ではフランスのアレクシ・ルブランと対戦し、ストレート勝ちを収めてタイトルを手にしています。
また、別の男子シングルスの試合では、梁靖崑が第1シードの王楚欽とフルゲームにもつれ込む接戦を展開しました。最終ゲームを12-10で制し、ギリギリの攻防をものにしています。
女子シングルス 蒯曼と孫穎莎が示したレベルの高さ
女子シングルスでも、中国代表同士の高いレベルの戦いが続きました。準決勝では、21歳の蒯曼が誕生日を迎えたばかりのタイミングで躍動します。混合ダブルスで林詩棟と組んでタイトルを獲得した勢いそのままに、陳幸同を4-2で下しました。
もう一つの準決勝では、世界ランキング1位の孫穎莎が王芸迪と対戦しました。最終ゲームまでもつれ込む接戦となり、12-10という僅差で勝利をつかんでいます。
女子シングルスのタイトルも最終的に中国代表が獲得し、シングルスでも中国の強さが際立つ結果となりました。
女子ダブルスと混合ダブルス 蒯曼が大会2冠
女子ダブルス決勝では、王曼昱と蒯曼のペアが、孫穎莎と王芸迪のペアと対戦しました。中国代表同士の顔合わせとなったこの試合はフルゲームにもつれ込み、最終的に王曼昱と蒯曼組が3-2で勝利し、タイトルを獲得しました。
蒯曼にとっては、すでに混合ダブルスでの優勝を手にしていたことから、今大会2つ目のタイトルとなります。若手ながらダブルスと混合ダブルスの両方で結果を残したことで、そのポテンシャルの高さを印象づけました。
今回の結果が示す中国卓球の現在地
今回のWTTシンガポール・スマッシュで、中国代表は全5種目を制し、改めて層の厚さと安定感を示しました。
- 若手の台頭と複数種目での活躍
- 代表同士が決勝や準決勝でぶつかる国内競争の激しさ
- シングルスだけでなくダブルス・混合ダブルスでも高い完成度
こうした要素が組み合わさることで、中国卓球の強さは維持されているように見えます。今後の国際大会でも、中国代表がどのようなメンバー構成と戦い方を見せるのか、注目していきたいところです。
卓球ファンにとってはもちろん、スポーツ全体の強さのつくり方を考えるうえでも、今回の中国代表の戦いぶりは一つのヒントを与えてくれる結果と言えそうです。
Reference(s):
cgtn.com








