AFC U20アジアカップで中国がキルギスに5対2 快勝で準々決勝進出
サッカーのAFC U20アジアカップ・グループAで、開催国の中国がKyrgyzstan(キルギス)に5対2で勝利し、準々決勝進出を決めました。同じグループのAustralia(オーストラリア)も連勝しており、両チームがいち早くベスト8入りを確定させています。
5ゴールで主導権 中国がホームで圧倒
現地時間の土曜日に行われたグループAの一戦は、中国が攻撃力と選手層の厚さを示す内容となりました。途中出場のZhu Pengyuが2得点を挙げるなど、交代カードも的中し、スコアは5対2。中国はグループステージ2連勝で、準々決勝行きの切符を手にしています。
前半は一進一退 早い時間帯からゴールラッシュ
試合は開始直後から動きました。13分、中国はLiu Chengyuが先制点をマークします。左サイド深い位置からのKuai Jiwenのスルーパスを受けたWang Yudongがクロスを供給し、それをLiuが押し込んでリードを奪いました。
しかしKyrgyzstanもすぐに反撃します。25分、Umar Madaminovが左足でカーブをかけたシュートをゴール隅に決め、1対1の同点に追いつきました。
それでも前半終了間際、中国が再び試合を動かします。45分、ペナルティエリア内で得たPKをWang Yudongが冷静に決め、相手GKの逆を突いて2対1。中国がリードした状態で前半を折り返しました。
後半序盤の退場で流れが中国へ
後半に入ると、数的状況が試合の行方を左右します。再開直後の47分、KyrgyzstanのArtem Istrashkinがこの日2枚目のイエローカードを受け退場。Kyrgyzstanは残り時間を10人で戦うことになりました。
数的優位に立った中国は、すぐさまスコアを動かします。退場直後の場面で、中国はセットプレーからMao Weijieがヘディングでゴール。リードを3対1と広げ、試合の主導権をしっかりと握りました。
それでもKyrgyzstanは粘りを見せます。65分、Yryskeldi Madanovがヘディングでネットを揺らし、スコアは3対2。10人になりながらも反撃の姿勢を崩さず、中国にプレッシャーをかけました。
途中出場のZhu Pengyuが2発で勝負を決定づける
終盤にかけて存在感を放ったのが、途中出場のZhu Pengyuです。70分過ぎにはヘディングシュートでゴールに迫りましたが、このときはクロスバーに阻まれ得点ならず。しかし、その10分後に見事なゴールを決めます。
80分、Zhuはドリブルでペナルティエリア内に侵入し、相手GKの足元を抜くシュートで4点目を記録。これで中国は再び2点差を確保しました。
さらに試合終了間際のアディショナルタイムには、Wang YifanのクロスにZhuが再び頭で合わせて5点目。途中出場で2得点と、Zhuは試合を決定づけるヒーローとなりました。
オーストラリアも連勝 グループAから2チームがベスト8入り
同じ日には、AustraliaがQatar(カタール)に3対1で勝利しています。これにより、中国とAustraliaはともにグループAで開幕2連勝となり、グループステージを1試合残して準々決勝進出を確定させました。
グループAでは、残りの試合で順位が決まることになりますが、中国にとっては若い選手たちが国際大会のプレッシャーの中で複数得点を奪い、リードを守り切った経験そのものが大きな収穫といえます。
若い中国代表が示した攻撃力と層の厚さ
今回の試合では、先発だけでなく、途中出場の選手たちが結果を残したことが印象的でした。Zhu Pengyuの2ゴールに象徴されるように、交代選手が試合の流れを決める役割を果たしており、中国の選手層の厚さが示された形です。
また、13分の先制点から最後のアディショナルタイムの5点目まで、90分を通して攻撃の手を緩めなかったことも、大会後半に向けたポジティブな材料といえます。5得点という結果は、今大会の中国が「得点力のあるチーム」であることを印象づける内容でした。
一方で、2失点を喫したことは、今後の試合での守備面の集中力維持や試合の締め方を学ぶきっかけにもなります。グループステージを通じて、若い代表チームがどのように成長していくのか、引き続き注目が集まりそうです。
Reference(s):
China storm into AFC U20 Asian Cup quarters after defeating Kyrgyzstan
cgtn.com








