マディソン弾でトッテナム勝利 マンUを1-0で下しホーム不振脱出
プレミアリーグの一戦で、トッテナム・ホットスパーがホームでマンチェスター・ユナイテッドを1-0で下しました。ジェームズ・マディソンの復帰ゴールで105日ぶりのホーム勝利を手にし、ポステコグルー監督とチームにとって大きな一歩となりました。
マディソンが復帰即ゴール、ホーム105日ぶり白星
日曜日に行われたこの試合は、今季のプレミアリーグで下位に低迷するクラブ同士の対戦となりました。トッテナムは立ち上がりから積極的に攻め込み、開始13分、負傷明けで先発に復帰したマディソンが決定的な仕事をします。
エリア内でのシュートが相手守護神に弾かれたところを、マディソンがゴール前で押し込んで先制。至近距離からの冷静なフィニッシュでネットを揺らし、その1点が最後までスコアボードを動かさない決勝弾となりました。両チームとも守備面の不安定さを見せながらも、トッテナムが要所を締めて勝利をつかんだ形です。
この結果、トッテナムはプレミアリーグのホームゲームで105日ぶりとなる白星を記録。勝ち点を30とし、順位は12位に浮上しました。なかなか結果が出ずに批判も強まっていたオーストラリア人指揮官、アンジェ・ポステコグルー監督にとっても、プレッシャーがやや和らぐ勝利といえます。
アモリム監督の「厳しい船出」続くマンチェスター・ユナイテッド
一方、マンチェスター・ユナイテッドを率いるルベン・アモリム監督にとっては、厳しい結果がまたひとつ積み重なる夜となりました。就任後プレミアリーグ14試合で8敗目。チームは勝ち点29のまま15位に後退し、苦しい状況が続いています。
今季、ユナイテッドがトッテナム相手にリーグ戦でダブル(ホーム・アウェー連敗)を喫するのは、1989-90シーズン以来初めてのことです。内容面でも物足りなさが残り、前半にはアレハンドロ・ガルナチョが絶好の同点機を逃すなど、決定力不足も痛手となりました。
アモリム監督は試合後、「私は心配していません。ファンの気持ちも、メディアがどう考えているかも分かっています。負けるのは大嫌いで、その感覚は最悪です」と語りつつ、「自分の仕事には自信があります。気にしているのは自分ではなく、順位表の位置です」と、結果への危機感を強調しました。
重傷者と若手だらけのベンチが映すマンUの現状
ユナイテッドには、戦力面での不安も重くのしかかっています。今季チームの数少ない明るい材料とされてきた多才なアタッカー、アマド・ディアロがシーズン残り試合を欠場する見通しとなったのは、クラブにとって大きな痛手です。
この日のベンチには、19歳以下の選手が9人名を連ね、まるでユースチームのような構成となりました。若手の台頭はポジティブな要素である一方、経験豊富な選手層の薄さは、シーズン終盤に向けた不安材料でもあります。国際サッカーニュースとしても、強豪クラブが過渡期に直面する難しさを象徴する光景といえるでしょう。
トッテナムの負傷者復帰で「後半戦のチャンス」
対照的に、トッテナムのinjury list(負傷者リスト)はようやく短くなりつつあります。今節は正GKのグリエルモ・ヴィカリオと司令塔マディソンがそろって先発に復帰しました。さらに、デスティニー・ウドギー、ウィルソン・オドベール、ブレナン・ジョンソンといった主力級もベンチに名を連ね、選手層は厚みを取り戻しつつあります。
ポステコグルー監督は「きょう勝てたことは本当に重要でした。この2カ月半は非常に厳しかった。シーズン後半には大きなチャンスがあるとチームも私自身も感じています」と語り、ここからの巻き返しに手応えをにじませました。
残り13試合とヨーロッパリーグの行方
今季プレミアリーグはまだ13試合を残しており、トッテナムとユナイテッドはいずれもヨーロッパリーグの優勝候補とみなされています。国内リーグで苦しみながらも、ヨーロッパの舞台では躍進が期待されるという、近年の強豪クラブに見られがちな構図がここにもあります。
トッテナムにとって今回の1勝は、ホームでの自信を取り戻し、シーズン後半の加速につなげるための重要なきっかけになり得ます。一方のユナイテッドは、負傷者の多さと若手中心の陣容という制約の中で、どのようにチームの土台を固めていくのかが問われています。
残り13試合のリーグ戦とヨーロッパリーグの戦いの中で、この一戦が後から振り返ったときにターニングポイントだったと言われるのか。それぞれのクラブの今後の歩みを追いながら、私たちの視点もアップデートしていきたいところです。
Reference(s):
Maddison earns Tottenham Hotspur 1-0 victory over Manchester United
cgtn.com








