サウロ・ミネイロがハット 上海申花が神戸撃破、ACLエリートで貴重な白星
AFCチャンピオンズリーグ・エリート東地区で、中国スーパーリーグの上海申花がサウロ・ミネイロのハットトリックでヴィッセル神戸を4-2で下し、決勝トーナメント進出へ大きな一歩を刻みました。
上海申花が4-2勝利 ACLエリート東地区で7位に浮上
アジアのクラブナンバーワンを争うAFCチャンピオンズリーグ・エリート東地区で、上海申花(中国スーパーリーグ)がホームでヴィッセル神戸(J1王者)に4-2で勝利しました。これにより、上海申花は東地区7位となり、勝点10で上位8チームによる決勝トーナメント進出をうかがう位置につけています。
開始68秒で先制 ミネイロがいきなりインパクト
試合は立ち上がりから大きく動きました。前半わずか68秒、上海申花の新加入ブラジル人FWサウロ・ミネイロが、ガオ・ティエンイーのコーナーキックに頭で合わせて先制点。ホームチームが理想的な形で試合の主導権を握ります。
神戸は開始7分で10人に パウエル・オビンナが退場
さらに試合は早い時間帯で大きく傾きます。前半7分、ヴィッセル神戸のパウエル・オビンナが、ペナルティーエリアのかなり外でアンドレ・ルイスに対して危険なタックルを行い、一発退場に。J1王者の神戸は残りほとんどの時間を10人で戦う厳しい展開となりました。
前半終了間際に上海申花が追加点
数的優位を得た上海申花は、ボールを握りつつ機をうかがいます。そして前半アディショナルタイム、チェン・ジンイーのシュートが相手に当たってコースが変わり、そのままゴール右下へ。これでスコアは2-0となり、上海申花が大きなリードを持って折り返しました。
後半:ミネイロがハットトリック達成
48分、こぼれ球を押し込んで3点目
後半に入っても勢いは止まりません。48分、アンドレ・ルイスのヘディングシュートを神戸の守備陣が防いだものの、そのこぼれ球に素早く反応したのがミネイロでした。ゴール目前から冷静に押し込み、スコアは3-0に。
70分、PKを決めてハットトリック
70分には、タクヤ・イワナミのハンドで上海申花にPKが与えられます。このチャンスをミネイロがしっかりと決め、個人としてハットトリックを達成。チームとしても4点目を奪い、勝負をほぼ決定づけました。
終盤の神戸の反撃 トミナガと井出が意地のゴール
10人ながらも、ヴィッセル神戸は最後まであきらめませんでした。87分、ニーナ・トミナガがペナルティーエリア手前から見事なミドルシュートを突き刺し、1点を返します。
さらにアディショナルタイムには、リクト・ヒロセのフリーキックにハルヤ・イデが頭で合わせて2点目。終盤に連続ゴールで意地を見せましたが、すでに4点のビハインドは大きく、反撃もここまでとなりました。
数字が物語るもの:上海申花の成長と東地区の勢力図
この4-2の勝利により、上海申花は勝点10で東地区7位につけ、上位8チームに与えられるノックアウトステージ進出の可能性をしっかりとキープしています。ホームでJ1王者を撃破したことは、チームにとって精神的にも大きなプラス材料となりそうです。
- サウロ・ミネイロがハットトリックで一気に存在感を高めた
- 数的優位を攻撃につなげた上海申花のゲーム運びが光った
- ヴィッセル神戸は退場と立ち上がりの失点が重くのしかかった
日本のファンが押さえておきたいポイント
日本のファンにとっては、J1王者がアウェーで難しい試合を強いられた一戦でもあります。序盤の退場による数的不利はあったものの、終盤に2点を返したことで、今後の試合に向けた修正のヒントも見えました。
一方で、この試合は中国スーパーリーグ勢の競争力の高さも示しました。外国籍選手を軸にしつつ、セットプレーやカウンターから効率よく得点を重ねるスタイルは、アジアの強豪と渡り合ううえで重要な武器となっています。
今後のAFCチャンピオンズリーグ・エリート東地区の行方
上海申花は、この勝利でノックアウトステージ進出へ現実的なチャンスを手にしました。残る試合でどこまで勝点を積み上げられるかが焦点となります。
ヴィッセル神戸にとっては、立ち上がりの試合運びや規律面をどう立て直すかが課題です。終盤の反撃を次戦以降につなげられるかどうかが、アジアの舞台で上位に進むための鍵となるでしょう。
AFCチャンピオンズリーグ・エリート東地区は、各国の強豪クラブが拮抗した戦いを続けており、今後も一試合ごとに順位が大きく動く展開が続きそうです。
Reference(s):
cgtn.com








