スピードスケートW杯開幕 中国勢が男女1500mで銅メダル
ポーランドで今季のスピードスケートW杯が開幕し、中国代表が男女1500メートルでそろって銅メダルを獲得しました。今月初めのハルビン2025アジア冬季競技大会での快進撃が、世界の舞台でも続いています。
男女1500mでそろって表彰台
現地時間の金曜日にポーランド・トマシュフ・マゾヴィエツキで行われた国際スケート連盟(ISU)スピードスケートW杯開幕戦で、中国のNing Zhongyan選手は男子1500メートルで1分46秒06をマークし、銅メダルを獲得しました。優勝したアメリカの若手Jordan Stolz選手とは0秒87差と、表彰台の頂点も射程圏に入るタイムでした。
女子1500メートルではHan Mei選手が惜しいレースを見せました。日本の高木美帆選手にわずか0秒06及ばず銀メダルを逃したものの、堂々の3位。優勝は1分56秒91で滑りきったオランダのMarijke Groenewoud選手でした。同じく中国の若手Yang Binyu選手も6位に入り、チーム全体の層の厚さを示しました。
ハルビン2025の勢いは本物か
今回の結果は、今月初めに行われたハルビン2025アジア冬季競技大会での躍進が偶然ではないことを裏付けるものです。Han Mei選手はハルビンで金メダル3個と銀メダル2個を獲得し、中国チームはスピードスケートで計14個という過去最多のメダルを手にしました。
地域大会での成功が、そのまま世界大会の結果につながるとは限りませんが、アジアで積み上げた自信と経験を、すぐさまワールドカップの表彰台につなげた点は注目に値します。
エースGao Tingyuは苦戦
一方で、中国男子短距離のエース、Gao Tingyu選手は500メートルで苦しい滑りとなりました。タイムは35秒11で15位。今月初めのハルビンで記録した優勝タイムより0秒16遅く、本来の爆発力を発揮しきれなかった形です。
シーズン序盤はリンクや時差、調整の難しさもあり、トップ選手でも結果が安定しないことがあります。Gao選手が今後のレースでどこまで調子を上げてくるかが、中国チームにとって大きな焦点になりそうです。
世界の勢力図の中で中国勢はどこまで伸びるか
今回のW杯開幕戦では、男子でアメリカのStolz選手、女子でオランダや日本など、伝統的な強豪国の存在感も改めて示されました。その中で、中国勢が1500メートルで男女そろって表彰台に立ったことは、世界の勢力図に変化の兆しを感じさせます。
タイム差は男子で0秒87、女子で0秒06という接戦です。わずかな修正や戦略の違いが、今後のレースで金メダルに届くかどうかを左右する可能性があります。ハルビン2025で得た勢いをどこまで持続できるのか。今シーズンのスピードスケートW杯は、アジア勢の台頭という視点からも追いかける価値がありそうです。
Reference(s):
Chinese skaters launch World Cup campaign with double bronze in Poland
cgtn.com








