FIBAアジアカップ予選:中国がグアム下し首位通過、本大会出場権を獲得
FIBAアジアカップ予選、中国がグアムに競り勝ち首位通過
FIBAアジアカップ予選プールCで、中国代表がアウェーでグアムを86−78で下し、グループ首位で本大会出場権を手にしました。8月5〜17日にサウジアラビア・ジッダで開催される予定のFIBAアジアカップ本大会に向けて、内容のある勝利となりました。
主力を温存しつつも試合を支配
現地日曜日に行われたこの試合で、中国はすでに本大会進出を決めていたこともあり、大幅なローテーションを実施しました。主力数人を欠くアンダーストレングスな布陣でしたが、それでも試合の主導権を握りました。
立ち上がりはグアムが先制点を奪いましたが、中国はすぐに立て直しリードを確保。第1クオーターは19−16とわずか3点差ながら、中国が終始前に出る展開となりました。
以降の時間帯でも、中国はリードを保ちながら試合をコントロール。特に最終クオーター序盤には最大16点差までリードを広げ、スコアだけ見れば一方的にも見える流れを作りました。
グアムはベテラン・ウェズリーが奮闘
それでもホームのグアムは最後まで粘りを見せました。ベテランのタイ・ウェズリーがオフェンスをけん引し、試合最多となる32得点を記録。終盤には点差を一桁まで縮め、会場の雰囲気を一気に盛り上げました。
しかし、反撃ムードが最高潮に達しかけた場面で、中国は冷静さを保ちます。コーナーからジュ・ジュンロンが値千金の3ポイントシュートを沈め、勝負あり。この一撃が実質的に試合を決定づけました。
若手と主将が躍動、中国の底力を示す内容
この試合で中国は、主力温存の中でも層の厚さを印象づけました。スタッツを整理すると、その姿がより鮮明になります。
- ヤン・ハンセン:19得点・9リバウンドでチーム最多得点
- 主将チャン・ルイ:15得点・5アシスト・5リバウンドとオールラウンドな活躍
- ジュ・ジュンロン:終盤に試合を決めるコーナー3ポイントを成功
- タイ・ウェズリー(グアム):ゲームハイの32得点で最後まで勝負をあきらめず
ヤン・ハンセンは、リバウンドでの強さとインサイドでの安定感を示し、中国の次世代を担う存在として存在感を高めました。主将チャン・ルイは得点だけでなく、味方を生かすパスとリバウンド参加でチームの軸として機能し、数字以上に重要な役割を果たしました。
プールCは中国が5勝1敗、日本も2位で本大会へ
この勝利により、中国は予選を5勝1敗で終え、プールCの首位を確定させました。同じグループの日本も2位に入り、ともにFIBAアジアカップ本大会への切符をつかんでいます。
ジッダで行われる本大会では、アジア各地の代表チームが集まり、パリ五輪後の新しいサイクルに向けた序盤戦としても注目されます。中国にとっては、若手育成とチーム再編を進めながらも結果を出していることを示す機会となり、日本を含む他のアジアの強豪にとっても、互いの現在地を測る重要な舞台となるでしょう。
この試合から見えるアジアバスケの現在地
今回の中国対グアム戦からは、いくつかのポイントが浮かび上がります。
- 中国は主力を温存しながらも、ローテーションメンバーで勝ち切る層の厚さを示した
- グアムはウェズリーを中心に、点差が開いても最後まで戦い抜く姿勢を見せた
- アジアカップ予選の段階から、若手とベテランが混在するチーム作りが各チームで進んでいる
スコアだけを見ると中国の順当勝利ですが、内容を見るとアジアのバスケットボール全体のレベルが底上げされていることも感じられます。本大会では、こうした予選での手応えや課題がどう生かされるのかに注目が集まりそうです。
Reference(s):
China edge out Guam to top group and secure spot in FIBA Asia Cup
cgtn.com








