プレミアリーグ:チェルシー4-0快勝で4位浮上 ビラはCL争い後退
プレミアリーグ:チェルシー4発快勝で4位浮上、ビラはCL争いで失速
イングランド・プレミアリーグでチェルシーがサウサンプトンを4-0で下し、順位を4位に押し上げました。一方、アストン・ビラはクリスタル・パレスに1-4で敗れ、来季UEFAチャンピオンズリーグ出場に向けた戦いで痛い黒星となりました。
チェルシー、3連敗後に4-0の完勝
チェルシーはリーグ戦3連敗中と苦しい状況で、最下位に沈むサウサンプトンとのホームゲームに臨みました。チャンピオンシップ(2部)への即降格が濃厚な相手に対し、チームは立ち上がりから主導権を握り、前半のうちに勝負を決めました。
前半だけでクリストファー・エンクンク、ペドロ・ネト、レヴィ・コルウィルがゴールを奪い、チームに勢いを取り戻しました。これがチェルシーにとって直近11試合でわずか3つ目のリーグ戦勝利となります。
スタンフォード・ブリッジでのこの勝利により、チェルシーは勝ち点でマンチェスター・シティを上回り、4位に浮上しました。今季の欧州カップ戦でイングランド勢が好成績を収めていることから、2025-26シーズンのチャンピオンズリーグ出場枠が5つになる可能性が高いとされており、トップ5入りがこれまで以上に重要になっています。
アストン・ビラ、クリスタル・パレス相手に痛恨の1-4
前節でチェルシーを破り、二季連続のチャンピオンズリーグ出場に向けて望みをつないだアストン・ビラでしたが、その勢いは長く続きませんでした。敵地セルハースト・パークでクリスタル・パレスに1-4と大敗し、リーグ戦直近7試合でわずか1勝という苦しい流れが続いています。
試合は前半にイスマイラ・サールのゴールでパレスが先制。後半立ち上がりにモーガン・ロジャースのゴールでビラが追いついたものの、その直後にジャン=フィリップ・マテタが再びリードをもたらしました。その後、サールとエディ・エンケティアが追加点を挙げ、ホームの「イーグルス」が攻撃陣の好調ぶりを示しました。
オリバー・グラスナー監督率いるクリスタル・パレスは、これで直近9試合で7勝と絶好調。順位も12位まで上がり、10位のアストン・ビラを勝ち点6差まで追い上げています。ミッドテーブル(中位)に位置するクラブ同士の差は小さく、残り試合次第で順位が大きく入れ替わりそうです。
欧州カップ出場権を争う南海岸クラブの明暗
南海岸を本拠とするクラブ同士の一戦では、来季の欧州カップ戦出場を目指すブライトンがボーンマスを2-1で下しました。
敗れたボーンマスは痛い結果となりましたが、得失点差でブライトンを上回り、依然として7位を維持。さらに、5位のマンチェスター・シティとは勝ち点1差まで迫っており、ヨーロッパ行きの切符をめぐる混戦は続いています。
残留争いではウルブズが勝機を逃す
残留ラインぎりぎりの17位につけるウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(ウルブズ)は、ホームで9位のフラムと対戦しましたが、2-1で敗れ、降格圏からさらに距離をとるチャンスを逃しました。
フラムはアウェーでの貴重な勝利でリーグ上位半分(1〜10位)に踏みとどまり、ウルブズは苦しい立場のまま。上位争いだけでなく、降格回避をめぐる戦いも最後まで目が離せない状況です。
「トップ5時代」のプレミア、何が変わる?
イングランド勢の欧州カップ戦での活躍により、2025-26シーズンのチャンピオンズリーグ出場枠が5つに増える可能性が高まっています。これが確定すれば、従来の「トップ4」ではなく、「トップ5」入りが新たな目標ラインになります。
その結果、チェルシーやアストン・ビラだけでなく、ボーンマスやブライトンといったクラブにとっても、現実的にチャンピオンズリーグ出場を狙えるチャンスが広がります。一方で、マンチェスター・シティのようなビッグクラブにとっても、5位にとどまることが許されるわけではなく、毎試合の結果がこれまで以上に重みを増しているとも言えます。
今節の結果は、プレミアリーグの勢力図が固定されたものではなく、フォームや戦術、選手層の差がシーズンを通じてダイナミックに変化していくことを改めて示しました。ビッグクラブの復権、中堅クラブの台頭、そして残留争い——それぞれの物語が、来季の欧州カップ戦の顔ぶれをどのように形作っていくのか、これからの試合にも注目したいところです。
Reference(s):
Chelsea thrash Southampton, Villa beaten in race for Champions League
cgtn.com








