ドバイテニスで波乱 グリークスポールがメドベージェフ撃破し準決勝へ
男子テニスのドバイ選手権で、世界47位のタロン・グリークスポール(オランダ)が第1シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)を2-6、7-6(7)、7-5で破り、準決勝進出を決めました。4本のマッチポイントをしのいだ、今大会屈指の大逆転です。
4本のマッチポイントをセーブした大金星
試合は木曜日に行われた準々決勝。グリークスポールは第1セットを2-6で落とし、第2セットでもメドベージェフに4本のマッチポイントを握られる苦しい展開でした。
それでもタイブレークを7-6(7)で取り返すと、最終セットは粘り強いサービスゲームと攻撃的なストロークで主導権を握り、7-5で逆転勝利を収めました。
グリークスポールは試合後、「第2セットを取ったときは『どうしてまだこの大会に残っているんだろう』と思った。もうインディアンウェルズ行きの飛行機に乗っているはずだった」と振り返り、「ときには少し運も必要」と冷静に自己分析しました。
今大会すでに7本のマッチポイントをしのぐタフさ
グリークスポールは今大会の1回戦でも、ロマン・サフィウリン(ロシア)に対して3本のマッチポイントをしのいで勝利しています。2回戦では前回優勝者のユーゴ・アンベール(フランス)を破っており、トップ選手相手に番狂わせを続けている形です。
世界ランキング47位のグリークスポールにとって、トップシードであるメドベージェフからの勝利は「ランキング上で自己最高の勝利」となりました。「この勝利にはとても満足している。本当に大きな意味がある」と、その価値を強調しています。
準決勝は第4シード・ツィツィパスと対戦
グリークスポールは準決勝で、第4シードのステファノス・ツィツィパス(ギリシャ)と対戦します。ツィツィパスはマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)を7-6(5)、1-6、6-4で下して4強入りしました。
この準決勝は、ツィツィパスにとって今年最初の男子プロテニス協会(ATP)ツアー準決勝となります。安定感を取り戻したいツィツィパスと、勢いに乗るグリークスポールの一戦は、好カードとして注目されそうです。
もう一つの準決勝はオジェ=アリアシム対ハリーズ
反対側の山では、フェリックス・オジェ=アリアシム(カナダ)が2014年全米オープン優勝者のマリン・チリッチ(クロアチア)を6-4、3-6、6-2で破り、準決勝進出を決めました。
オジェ=アリアシムの相手は、予選から勝ち上がったフランスのカンタン・ハリーズ。ハリーズはルカ・ナルディ(イタリア)を2-6、6-3、7-6(5)で破り、ベスト4入りを果たしています。
- 準決勝カード1:タロン・グリークスポール(オランダ)対ステファノス・ツィツィパス(ギリシャ)
- 準決勝カード2:フェリックス・オジェ=アリアシム(カナダ)対カンタン・ハリーズ(フランス)
短時間で押さえておきたいポイント
- 世界47位グリークスポールが、第1シードのメドベージェフを逆転で撃破
- 今大会だけで合計7本のマッチポイントをセーブするタフさを発揮
- 準決勝はツィツィパスと対戦し、もう一方はオジェ=アリアシム対ハリーズ
- 次の大きな舞台となるインディアンウェルズに向けても、勢いをつける一戦に
トップシードを倒して波に乗るグリークスポールが、ツィツィパスや他の強豪相手にどこまで勝ち進むのか。次戦以降のプレーにも注目が集まりそうです。
Reference(s):
cgtn.com








