ACLエリート16強:横浜F・マリノスが上海港に先勝 ロペス弾で1−0
アジアのクラブ王者を決めるAFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLエリート)決勝トーナメント1回戦の第1戦で、日本勢の横浜F・マリノスが中国の上海港を1−0で下し、アウェーで貴重な先勝を収めました。本記事では、この国際サッカーニュースのポイントと、同日に行われたアルアハリ対アルラーヤンの結果を日本語で整理します。
横浜F・マリノス、アンダーソン・ロペスの一撃で先勝
2023年の大会で準優勝している横浜F・マリノスは、ACLエリートでもその経験値を発揮しました。第1戦は上海の浦東スタジアムで行われ、30分にブラジル人FWアンダーソン・ロペスが決勝点となるゴールをマークしました。
左サイドを起点とした連係プレーで上海港の守備を崩し、エリア内でロペスが冷静に流し込む形。少ないタッチで相手の左サイドを突いたこのシーンは、横浜の攻撃コンセプトがそのまま結果につながった場面と言えます。
前半は横浜ペースも、上海港GKヤン・ジュンリンが立ちはだかる
先制後も横浜F・マリノスは勢いを保ち、ロペスには前半のうちにハットトリックも狙えるほどのチャンスが訪れました。しかし、そこに立ちはだかったのが上海港の守護神、GKヤン・ジュンリンです。
- アンダーソン・ロペスのシュート2本に対し、ヤン・ジュンリンが素早い反応でセーブ
- 横浜が試合の主導権を握りながらも、追加点を奪えない展開
スコアは1−0のまま推移し、中国王者の上海港はGKの好守によって、第2戦に望みをつなぐ形となりました。
上海港は終盤に猛攻も、クロスバーとポストに泣く
攻撃面でなかなかリズムをつかめなかった上海港が本格的に反撃に出たのは後半に入ってからでした。特に終盤はホームチームが押し込む時間帯が続き、スタジアムの雰囲気も一気にヒートアップしました。
- 69分:途中出場の李帥の強烈なシュートがクロスバーを直撃し、横浜GKパク・イルギュは反応できず
- 85分:エウベルがジュン・アマノのクロスにヘディングで合わせるも、ボールはゴール右ポストをかすめて外れる
クロスバーとポストに2度阻まれたことで、上海港は同点ゴールをあと一歩のところで逃しました。一方で、横浜F・マリノスにとっては守備陣と運が噛み合い、アウェーでのクリーンシート(無失点)を達成した形です。
第2戦に向けた横浜F・マリノスと上海港の視点
スコアは1−0と最小得点差のため、この対戦は依然として行方不透明です。第2戦に向けて、両チームにはそれぞれ課題と希望が見えます。
- 横浜F・マリノス:決定機を確実にものにし、早い時間帯で追加点を奪えるか
- 上海港:ヤン・ジュンリンの守備に加え、終盤のような攻勢をより長い時間続けられるか
1点リードをどうマネジメントするか、そして中国の強豪クラブがどのように巻き返しを図るのか。第2戦は、戦術面も含めて注目したい一戦になりそうです。
別会場ではアルアハリがアルラーヤンに3−1勝利
同じくACLエリート決勝トーナメント1回戦のもう一つの注目カードでは、サウジアラビアのアルアハリがホームでカタールのアルラーヤンを3−1で下し、2点差のリードを手にしました。
アルアハリはガレーノのゴールで先制すると、リヤド・マフレズが強烈なシュートで追加点をマーク。アルラーヤンも得点を挙げて食い下がりましたが、試合終了間際にフィラス・アルブリカンがダメ押しの3点目を決め、勝負をほぼ決定づけました。
- ガレーノの先制弾でアルアハリが主導権を握る
- マフレズがロングレンジからの「ロケット」で追加点
- 終了間際、アルブリカンが3点目を決めて2点差の優位を確保
この結果、アルアハリは次週ジェッダで行われる第2戦に、2点差のアドバンテージを持って臨むことになります。
ACLエリートを見るうえでの注目ポイント
今回の2試合は、ACLエリートという国際大会の厳しさと、ホーム&アウェー方式ならではの駆け引きをよく表しています。
- 横浜F・マリノス対上海港:1点差で迎える第2戦は、どちらに転んでもおかしくない拮抗したカード
- アルアハリ対アルラーヤン:2点差をどうマネジメントするかがアルアハリのテーマに
- 個人の見どころ:ロペスの決定力、ヤン・ジュンリンのセービング、マフレズやアルブリカンの一撃など、SNSでも共有したくなるプレーが目白押し
日本のサッカーファンにとっては、横浜F・マリノスの戦いぶりを軸に、アジア各地の強豪クラブの動向を一度にチェックできるのがACLエリートの魅力です。第2戦に向けて、スコアだけでなく「どんな内容でリードを守る・ひっくり返すのか」という視点で試合を追いかけてみると、観戦の楽しみがさらに広がるでしょう。
Reference(s):
cgtn.com








