リバプールがPSG撃破 エリオットの劇的弾で内容負けの勝利【CL】
UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ファーストレグで、リバプールがパリ・サンジェルマン(PSG)を相手に内容では押されながらも1対0で勝利しました。決勝点を決めたのは、投入からわずか47秒後にゴールを奪った途中出場のハーヴェイ・エリオットでした。
投入から47秒 エリオットが87分に決勝ゴール
試合は現地時間水曜日、PSGのホームで行われました。均衡を破ったのは後半87分。リバプールは途中出場のダルウィン・ヌニェスがペナルティーエリア内でボールを収め、横に流したボールに、同じく途中出場したエリオットが素早く反応して右足で流し込みました。
エリオットがピッチに立ってからわずか47秒での決勝弾。このシュートが、リバプールにとってこの日初めての枠内シュートでした。チーム全体のシュート数もわずか2本と伝えられており、まさに少ないチャンスを最大限に生かしたゴールだったと言えます。
シュート数28対2 数字ではPSGが圧倒
内容面ではPSGがリバプールを大きく上回りました。PSGのシュート数は28本に達し、リバプールの2本を大きく引き離しました。攻撃の主導権を握り続けたのはホームのPSGだったことが数字からも見て取れます。
ルイス・エンリケ監督が率いるPSGは、この試合前までの20試合で18勝2分けと絶好調の流れにありました。それだけに、決定機を生かし切れなかったことへの悔しさは大きいはずです。
守護神アリソンが連発したビッグセーブ
それでもリバプールがクリーンシート(無失点)を保てた背景には、守護神アリソンの存在があります。アリソンは試合を通じて何度も決定的なピンチを防ぎ、相手のシュートをことごとく止めました。
報道によれば、アリソンは幾度となくビッグセーブを見せ、チームを試合にとどまらせ続けました。エリオットの劇的な一撃は、アリソンの粘り強い守備があってこそ生まれたとも言えるでしょう。
スロット監督も認めた 内容ではPSGが上回る
試合後、リバプールのアルネ・スロット監督は、結果と内容のギャップについて率直に語りました。
スロット監督は、アウェーでの勝利について「ここから勝ち点3(勝利)を持ち帰るのは、おそらく私たちの内容以上のものだった」といった趣旨のコメントを残し、PSGの方がチャンスを多くつくっていたことを認めました。
スコア上はリバプールが先勝したものの、中身の点では課題と学びの多い試合だったことがうかがえます。
ヴィティーニャは逆転を誓う 「内容では勝っていた」
一方で、PSGのヴィティーニャは、内容に自信を見せながら第2戦での巻き返しを誓いました。
ヴィティーニャは「自分たちがどんなチームかを見せる。自分たちのキャラクターを示す。アニーフィールドでは勝つつもりだ」と語り、敵地での第2戦に向けて強い決意を示しました。
さらに「今日の内容なら、勝利に値した。チャンスは十分にあったが、決め切れなかった」と振り返り、決定力不足が唯一の誤算だったとの見方を示しています。
第2戦はアニーフィールドへ 薄氷の1点リードを守れるか
セカンドレグ(第2戦)は、来週火曜日にリバプールの本拠地アニーフィールドで行われます。1点差は決して安全とは言えないスコアであり、この対戦はまだ行方不明と言ってよさそうです。
二試合合計スコアでベスト8進出チームが決まるこのカードで、勝ち上がったチームはアストンビラかクラブ・ブルージュの勝者と準々決勝で対戦します。
第2戦の注目ポイント
- リバプールがホームでどれだけ主導権を握り直せるか
- PSGの攻撃陣が決定力を取り戻せるか
- アリソンが再び守備の要として活躍できるか
内容ではPSG、結果ではリバプール――。サッカーで時折起こるこのギャップが、第2戦でどのように埋められるのか。アニーフィールドでの再戦は、戦術だけでなくメンタル面も含めた総力戦となりそうです。
Reference(s):
Liverpool's Elliott nabs last-gasp winner against dominant PSG
cgtn.com








