NBAカリーが通算4000本目の3ポイント ウォリアーズ快勝
NBAニュース:カリーが通算4000本目の3ポイント達成
米カリフォルニア州サンフランシスコのチェイス・センターで行われた木曜夜の一戦で、ゴールデンステイト・ウォリアーズがサクラメント・キングスを130対104で下しました。ホームの大勝にさらに価値を加えたのが、エースのステフィン・カリーがキャリア通算4000本目となる3ポイントに到達したことです。
ウォリアーズ、キングスに快勝
この日のウォリアーズは130点を奪い、大差でキングスを下しました。点差だけを見れば一方的な試合ですが、会場の視線はその多くがカリーの一挙手一投足に注がれていました。いつ「4000本目の一撃」が飛び出すのかが、試合前から大きなテーマになっていたからです。
1週間続いた「いつ達成するのか」問題
カリーが通算4000本にあとわずかと迫ってから、バスケットボールファンの間では「どの試合で節目に届くのか」が1週間ほど前から話題になっていました。相手チームからすれば、歴史的なハイライトの「背景」として映像に残されるのはできれば避けたいところで、キングスも例外ではありませんでした。
徹底マークで3ポイントを封じにかかるキングス
キングスは守備に特化したチームではありませんが、この日は3ポイントラインの外でカリーを抑え込むことを最優先に据えました。カリーがどこにいても、まずはボールを持たせないこと。そのためには、他のウォリアーズの選手をフリーにしてでも構わないという思い切った守備方針でした。
カリーにマッチアップしたのは、身長2メートル3センチで運動能力の高いキーガン・マレーと、1メートル98センチのポイント・オブ・アタック(最前線)ディフェンダーであるキオン・エリスです。カリーがスクリーンを呼ぼうとすると、ロゴ付近の2歩も外側からでもすぐにダブルチームが仕掛けられ、自由に3ポイントを打たせない形を徹底しました。
レイアップからリズムをつかみ、2本の3ポイントで大台に
厳しいマークの中で、カリーのこの日最初のフィールドゴールは第1クオーター開始から4分以上が経過した場面でした。ドレイモンド・グリーンのアシストから、ゴール下でリバース・レイアップ(リングの反対側からのレイアップ)を決め、まずはインサイドから得点してリズムをつかみます。
そのおよそ2分後、約2か月ぶりの出場となったジョナサン・クミンガがカリーのためにスクリーン(壁役)をセットし、そのプレーからカリーがついに3ポイントを沈めました。キングスの徹底マークを振りほどいて生まれたこの一投は、会場のボルテージを一気に引き上げるものとなりました。
最終的にカリーはこの試合で2本の3ポイントを決め、それによってキャリア通算4000本という大台に到達しました。数字そのものだけでなく、相手の集中砲火のようなマークを受けながらも冷静に試合をコントロールした点でも、彼の特別さがあらためて示されたと言えるでしょう。
3ポイント時代を象徴する記録
3ポイントシュートがバスケットボールの主役となった現在のNBAにおいて、4000本という数字は単なる通過点ではなく、一つの時代を象徴するような節目です。遠距離からのシュートで試合の流れを一瞬で変えてしまうカリーの存在は、リーグ全体の戦術や選手像に大きな影響を与えてきました。
今回のキングスのように、他の選手をノーマークにしてでもカリーの3ポイントだけは何としても防ぎたいという守備プランが組まれること自体、彼がいかに特別なシューターであるかを物語っています。
これからのウォリアーズとカリーに注目
通算4000本目の3ポイント達成は、カリーのキャリアの一区切りでありながら、まだ物語の途中にすぎません。相手が徹底して3ポイントを消しに来る中で、レイアップやパス、オフボールでの動きなど、さまざまな形でチームに貢献できることを、この試合でも示しました。
今後もウォリアーズの試合では、カリーがどのように守備網をかいくぐり、新たな「節目の一投」を積み重ねていくのかが大きな見どころになっていきそうです。数字と同じくらい、その裏にある駆け引きやゲームプランにも目を向けると、NBA観戦が一段と楽しめるでしょう。
Reference(s):
Stephen Curry makes 4,000th career triple in Warriors' win over Kings
cgtn.com








