中国で盛り上がるショートトラック 北京世界選手権が映す新時代 video poster
北京で開催中のISU世界ショートトラック選手権を舞台に、中国でショートトラックスピードスケートの人気が急速に高まっています。国際スポーツジャーナリストたちが語った現地の熱気と競技の未来を追いました。
- 北京で行われるISU世界ショートトラック選手権の舞台裏
- 中国で高まるショートトラックスピードスケートの人気
- オランダ勢の強さと、競技の明るい未来への期待
インタビュー企画「Talk Sports」が見た北京のリンク
スポーツ番組のインタビューシリーズ「Talk Sports」では、シェン・シアン氏が、国際スケート連盟(ISU)のジャーナリストであるルーク・ノーマン氏と、オランダのNOS Sport編集責任者ルトガー・ヘクマン氏と対談しました。テーマは、これまで中国の首都・北京で取材してきたショートトラックスピードスケートの現場です。
現在進行中のISU世界ショートトラック選手権を背景に、3人は、リンクサイドで見てきた選手たちの成長や観客の反応、そして競技そのものの変化を振り返りました。
中国で広がるショートトラック熱
ノーマン氏とヘクマン氏は、共に口をそろえて「この数年で中国におけるショートトラックの存在感が大きく変わった」と指摘します。短い時間で形勢が一気に変わるショートトラックスピードスケートは、スリルと駆け引きに満ちた競技です。その特性が、中国のスポーツファンの心をつかんでいるといいます。
2人が特に強調したのは、次のような点です。
- スタンドから送られる声援がより熱く、より大きくなっていること
- 中国の選手たちが着実に増え、次世代の有望株が育ってきていること
こうした動きは、単なる一過性のブームではなく、ショートトラックが中国で「根づきつつある」段階に入ったことを示していると言えます。
オランダ勢が示す成熟した強さ
対談では、世界のショートトラック界で存在感を放つオランダ代表チームにも話題が及びました。ノーマン氏とヘクマン氏は、オランダ勢の「際立った強さ」と「戦略的なレース運び」を高く評価しています。
オランダの選手たちは、スピードそのものに加え、レース展開を読む力や、隊列の組み方、追い上げのタイミングなど、細かな戦術に優れていることで知られています。北京のリンクでも、その成熟したスタイルが他国の選手たちに強い印象を与えていると語りました。
中国でショートトラックの人気が高まるなか、オランダのような強豪チームの滑りを間近で見ることは、若い選手たちにとっても大きな刺激となっています。
ショートトラックの未来はさらにグローバルに
対談の終盤、ノーマン氏とヘクマン氏は、ショートトラックスピードスケートの未来について、そろって楽観的な見方を示しました。現在の中国での盛り上がりは、その象徴の一つにすぎないという認識です。
彼らは、世界各地でショートトラックへの関心がじわじわと高まり、新しい才能が次々に登場する可能性に触れました。こうした動きが続けば、ショートトラックは今後も国境を越えて観客を魅了し続ける競技であり続けるだろうとしています。
短い距離でドラマが凝縮されるショートトラックスピードスケート。北京での世界選手権と中国での人気の高まりは、この競技が次のステージに向かいつつあることを示す一つのサインと言えます。日本を含むアジアのファンにとっても、これからのシーズンは要注目となりそうです。
Reference(s):
Talk Sports: Speed skating thrives in China as popularity soars
cgtn.com








