世界女子カーリング、中国は1勝1敗で通算3勝3敗に
世界女子カーリング、中国は1勝1敗で通算3勝3敗に
国際ニュースを日本語で追う読者の皆さんに向けて、韓国・ウィジョンブ市で開催中の世界女子カーリング選手権の最新結果をお伝えします。中国代表は現地時間の火曜日に行われたラウンドロビン(総当たり戦)の2試合で1勝1敗とし、通算成績を3勝3敗の五分としました。
イタリア戦: 最終エンドでつかんだ薄氷の勝利
第1試合の相手はイタリア代表でした。第1エンドは両チームとも慎重なショットを選び合い、スコアレスの立ち上がりとなりました。第2エンドでイタリアが1点をスチール(後攻ではない側が得点すること)して先制しますが、流れはすぐに中国に傾きます。
続く第3、第4エンドで中国代表は合計4点を奪い、一気に主導権を握りました。その後も両チームが得点を重ね合う展開となり、第9エンド終了時点でスコアは7対7の同点に並びます。
勝負の第10エンド、中国代表は守備意識を高め、イタリアにチャンスとなるストーンをほとんど残しませんでした。最後はスキップのワン・ルイ(Wang Rui)選手が、ハウス中央のボタンを正確にとらえるショットを成功させ、1点を獲得。8対7で接戦を制し、価値ある勝利をつかみました。
ノルウェー戦: 粘りの追い上げもあと一歩届かず
同日2試合目の相手はノルウェー代表でした。この試合では序盤から相手に主導権を握られます。第2エンドでノルウェーに2点を奪われ、中国代表は早い段階で追いかける展開となりました。
それでも中国は中盤以降に立て直し、精度の高いショットとガードで反撃を続けます。終盤の第9エンドにはついにスコアを8対8の同点に追いつき、流れを引き寄せたかに見えました。
しかし、勝負どころの第10エンドでノルウェーに再び1点を奪われ、試合は9対8でノルウェーの勝利。中国代表にとっては、追いつきながらも最後に振り切られる惜しい黒星となりました。この結果、ノルウェーは大会7試合目で4勝目を挙げ、中国はこの日の成績を1勝1敗、通算では3勝3敗としています。
終盤勝負に見えた強みと課題
この日の2試合は、中国代表の強みと課題がはっきりと表れた内容でした。イタリア戦では、プレッシャーのかかる最終エンドで守備を固め、スキップが決めるべき一投をきっちり決めて白星をつかみました。一方でノルウェー戦では、終盤に同点に追いつく粘り強さを見せながらも、最後のエンドのゲームマネジメントでわずかに及びませんでした。
ラウンドロビン序盤で3勝3敗という成績は、上位進出を狙ううえでまだ十分に巻き返しが可能な位置と言えます。今後の試合で中国代表が改善したいポイントとしては、次のような点が挙げられます。
- 序盤から失点を最小限に抑える安定した立ち上がり
- リードからスキップまで一投ごとの精度とコミュニケーション
- 最終エンドでのリスク管理とショット選択の徹底
こうした細部の積み重ねが、接戦をものにできるかどうかを左右します。
世界女子カーリング選手権をもっと楽しむために
世界女子カーリング選手権は、各国代表の戦術やチームワークの違いがはっきりと見えてくる国際スポーツイベントです。日本語で国際ニュースをフォローする読者にとっても、次のポイントを意識すると試合展開がぐっと分かりやすくなります。
- どちらのチームがハンマー(そのエンドの後攻)を持っているか
- 終盤のエンドで、リード側とビハインド側がどのタイミングで勝負に出るか
- 大量失点を避け、1点で抑える守備的なエンドの組み立て方
通算成績を五分に戻した中国代表が、この先のラウンドロビンでどこまで順位を上げていけるのか。世界女子カーリング選手権の行方とともに、今後の試合の終盤の駆け引きにも注目したいところです。
Reference(s):
China add one win, one loss at World Women's Curling Championship
cgtn.com








