CBA北京ダックスが吉林を圧倒、10連勝を達成
中国プロバスケットボールリーグ(CBA)で、北京ダックスがホームで吉林を134-108と圧倒し、今季10連勝を達成しました。曾凡博の27得点とザカリー・ニュータルの12アシストが光り、ドミニク・ジョーンズの50得点を上回る総合力を見せました。
134-108、主力欠場でも危なげない勝利
北京ダックスは、この試合でガードのチェン・インジュンが欠場する中でも、攻守ともに終始主導権を握りました。7人が二桁得点を記録するバランスの取れたオフェンスで、ホームの観客の前で快勝しています。
試合は第3クオーターまでに北京が流れをつかみ、101-89とリードして最終クオーターへ。そこから一気に点差を広げ、最終的には26点差の大勝となりました。
司令塔役を担ったニュータル、12アシストで攻撃を統率
チェン・インジュン不在の中、アメリカ出身のザカリー・ニュータルが攻撃の司令塔役を引き受けました。鋭いドライブでディフェンスを崩しつつ、味方へのパスでチャンスを作り続けたニュータルは、この試合最多となる12アシストを記録しています。
要所でのゲームメイクが冴え、拮抗しそうな場面でも冷静にオフェンスを組み立てたことで、北京の攻撃は途切れることなく続きました。北京が「10連勝」という結果を手にできた背景には、この安定した司令塔ぶりがあったと言えます。
曾凡博が27得点、第4クオーターだけで16得点の爆発
もう一人の主役が、22歳のフォワード、曾凡博(Zeng Fanbo)です。出場時間は約34分ながら、フィールドゴール9本成功(13本中)と高い決定力を見せ、チーム最多の27得点をマークしました。
とくに第4クオーターでは、3本の3ポイントシュートを含む16得点と大爆発。101-89で迎えた最終クオーター序盤から果敢に攻め立て、リードを一気に安全圏まで広げました。期待されてきた若手が、今季そのポテンシャルを現実のものにしつつあることを印象づける内容です。
ジョーンズの50得点も届かず、浮かび上がる層の厚さ
一方、吉林のドミニク・ジョーンズは50得点と圧巻の個人スタッツを残しました。それでも勝利には届かなかったことは、北京ダックスの総合力の高さを物語っています。
北京は曾凡博とニュータルのほかにも、二桁得点の選手が合計7人という層の厚さを見せました。エース級の個人技に頼るのではなく、複数の選手が役割を果たすスタイルは、長いシーズンを戦い抜くうえで大きな強みとなりそうです。
10連勝で見えてきた北京ダックスの現在地
10試合連続で勝ち続けることは、どのプロリーグでも簡単ではありません。主力の欠場がありながらも、役割を埋め合い、チームとして勝ち切る形ができている点は、今季の北京ダックスの成熟度を示していると言えます。
個人の爆発力とチームバスケットがかみ合ったこの試合は、今後のCBAを占ううえでも一つの象徴的なゲームになりそうです。北京ダックスがこの勢いをどこまで伸ばしていくのか、引き続き注目が集まります。
Reference(s):
Beijing Ducks thrash Jilin to clinch 10th consecutive CBA victory
cgtn.com








