CBA中国バスケ:Guangdongが首位Guangshaの6連勝ストップ
CBA(中国バスケットボールリーグ)のレギュラーシーズン終盤で、Guangdong Southern Tigersが首位のGuangsha Lionsをホームで84-74で下し、Guangshaの6連勝を止めました。上位争いとプレーオフを見据えた重要な一戦で、何が勝敗を分けたのでしょうか。
首位チームの「余裕」を突いたGuangdong
Guangshaはレギュラーシーズン残り3試合を残してすでに首位の座を確定させており、この試合ではどこか余裕も感じられる内容でした。一方のGuangdongは、ここ数試合で第1クォーターから激しいディフェンスと速い攻撃で主導権を握る戦い方を続けており、この日もその流れを持ち込みます。
第1クォーター後半には20-5のラン(連続得点の流れ)で一気に突き放し、このクォーターだけで15点リードを確保。完全に試合のテンポをつかんだ形でスタートを切りました。
Hu Mingxuanがリード拡大、第2クォーターまでは完璧な展開
第2クォーターに入ると、GuangdongはHu Mingxuanを中心に攻撃を組み立て、リードは最大で17点差まで広がります。オフェンスではボールがよく回り、ディフェンスでも相手の攻撃をよく抑え、前半まではGuangdongのゲームプランがほぼ理想通りに機能しました。
第3クォーターで流れ激変、Zhu Junlongの3ポイントで同点に
しかし、第3クォーターに入ると状況が一変します。Guangdongのシュートがリングに嫌われ続け、得点ペースが大きく落ち込みました。その隙を逃さなかったのがGuangshaです。Zhu Junlongの3ポイントシュートが次々と決まり、スコアは一時46-46の同点に追いつかれます。
それでも、GuangshaはHu Jinqiuをはじめとする主力数名を欠いており、得点オプションが限られていました。フルメンバーではないことが、勝負どころでの攻撃バリエーションの少なさにつながったと言えます。
終盤で再び突き放したGuangdong、5位に浮上
同点に追いつかれた後も、Guangdongは慌てずディフェンスから立て直し、徐々に点差を再び広げていきます。最終的には10点差の84-74で勝利し、これで2連勝。順位も5位に浮上し、プレーオフに向けて流れをつかみつつあります。
首位のGuangshaにとっては、すでにレギュラーシーズン首位を確定させたあとでの黒星とはいえ、連勝が6で止まった試合となりました。シーズン終盤にどうコンディションと集中力を維持していくかが、今後のテーマになりそうです。
CBA他会場の結果:Beikong・Qingdao・Shandongが快勝
同日のCBAでは、他の会場でも上位争いに影響する試合が行われました。
- Beikong Royal Fighters 116-107 Shanxi Loongs(ホームで勝利し、3連勝)
- Qingdao Eagles 106-82 Xinjiang Flying Tigers(内容のある勝利で4連勝)
- Shandong Kylins 105-80 Sichuan Blue Whales(現在リーグ3位のShandongが、後半に一気に突き放してアウェーで快勝)
いずれの試合も、連勝を伸ばしたチームが順位争いで存在感を高める結果となりました。
日本のバスケファンが押さえておきたいポイント
今回の試合結果から見えてくるポイントを、国際バスケットボールに関心のある読者向けに整理します。
- 首位のGuangshaは、主力不在やモチベーションの難しさもありつつ、プレーオフに向けた準備の時期に入っている。
- Guangdongは、ここ2試合続けて立ち上がりから主導権を握る試合運びに成功しており、短期決戦のプレーオフでも重要となる「入りの強さ」を示した。
- BeikongやQingdao、Shandongといったチームも連勝を伸ばしており、上位から中位にかけての勢力図はまだ流動的である。
CBAの動きは、アジアのバスケットボール全体のレベルやスタイルの変化を見るうえでも重要です。日本語で国際ニュースを追うことで、試合結果だけでなく、その裏にあるチーム作りや戦い方のトレンドも見えてきます。
Reference(s):
cgtn.com








