アルゼンチン、W杯南米予選でブラジルに4-1大勝 連覇へ弾み
2026年ワールドカップ南米予選で、前回王者アルゼンチン代表が宿敵ブラジル代表を4-1で下し、連覇に向けて大きなインパクトを残しました。本記事では、この試合の流れと意味をコンパクトに整理します。
南米予選でブラジルを圧倒、ホームで4-1勝利
試合はアルゼンチンの首都ブエノスアイレスにあるマス・モヌメンタル・スタジアムで、現地時間の火曜日に行われました。FIFAワールドカップのディフェンディングチャンピオンであるアルゼンチンは、この南米予選でブラジルを4-1と圧倒しました。
アルゼンチンは同日行われたボリビア対ウルグアイ戦でボリビアが勝てなかったため、すでに来年カナダ、アメリカ、メキシコで開催される本大会出場を決めた状態でこの一戦に臨みました。
試合展開:序盤からアルゼンチンが主導権
アルゼンチンはエースのリオネル・メッシとラウタロ・マルティネスを欠く布陣でしたが、開始早々から試合を支配します。前半4分、フリアン・アルバレスが相手守備の隙を突いて先制点を奪い、スタジアムの空気を一気に引き寄せました。
さらに8分後の前半12分には、エンソ・フェルナンデスがブラジル守備陣の混乱に乗じて追加点。スコアはあっという間に2-0となり、ホームのアルゼンチンが完全に流れをつかみます。
ブラジルも黙ってはいません。前半26分、マテウス・クーニャがゴールネットを揺らし、2-1と追い上げて一時は試合の均衡を取り戻したかに見えました。
しかしアルゼンチンの勢いは止まりません。前半37分にはアレクシス・マク・アリスターが素早い反撃から3点目を決め、再びスタジアムを熱狂させました。前半だけで3-1とリードを広げ、試合の主導権を握ったまま折り返します。
シメオネの息子がダメ押し弾 層の厚さを証明
後半に入ってもアルゼンチンは集中力を切らさず、リスクを抑えつつも鋭い攻撃を続けます。そして後半71分、アルゼンチンのサッカー界で象徴的な名前がスコアシートに刻まれました。
アルゼンチンの名選手ディエゴ・シメオネの息子、ジュリアーノ・シメオネが鋭いシュートをタイトな角度から決め、4点目のダメ押しゴール。これでスコアは4-1となり、アルゼンチンの大勝が決定的になりました。
メッシやラウタロを欠きながらも、複数の選手が得点を挙げたことで、アルゼンチンの選手層の厚さと攻撃の多様性があらためて示された試合だったと言えます。
2026年ワールドカップへ 南米勢で一番乗り
この勝利により、アルゼンチンは南米サッカー連盟の予選で勝ち点31に到達し、同地域から最初に2026年ワールドカップ本大会出場を決めたチームとなりました。
一方のブラジルは勝ち点21で4位につけています。勝ち点21で並ぶウルグアイと同じラインに立ちながら、2位エクアドルとは2ポイント差。上位争いは依然として混戦であり、今後の試合結果次第で順位は大きく入れ替わる可能性があります。
2026年のワールドカップはカナダ、アメリカ、メキシコの3か国で開催されます。前回大会王者として臨むアルゼンチンにとって、今回の4-1というスコアは、連覇への現実的な手応えを示すものとなりました。
この試合から見える3つのポイント
今回の国際サッカーの一戦から、押さえておきたいポイントを3つにまとめます。
- アルゼンチンが南米予選でいち早く2026年ワールドカップ出場を決め、王者としての安定感を見せたこと
- メッシ不在でもアルバレス、フェルナンデス、マク・アリスター、シメオネら複数の選手が得点し、攻撃の幅が広がっていること
- ブラジルは守備面で課題を露呈し、残りの南米予選で立て直しが求められること
アルゼンチンとブラジルの対戦は、世界のサッカーファンにとって常に特別な意味を持ちます。来年に迫ったワールドカップ本大会を見据えるうえでも、この4-1という結果は、南米勢の力関係やチームづくりを考える重要な材料になりそうです。
Reference(s):
Argentina crush Brazil 4-1 after qualifying for 2026 World Cup
cgtn.com








