NHLデビルズがブラックホークスに5-3勝利 三連敗をストップ
NHLのニュージャージー・デビルズがシカゴ・ブラックホークスに5-3で勝利し、三連敗から抜け出しました。ルーク・ヒューズの3アシストと、イェスパー・ブラットの2アシストが光った一戦でした。
試合の流れ:開始7分足らずで2点リード
試合は立ち上がりからデビルズが主導権を握りました。第1ピリオド6分23秒、ネイサン・バスティアンが先制ゴールを決めると、そのわずか27秒後、6分50秒にドーソン・マーサーが追加点。マーサーのゴールは、相手の反則で得たパワープレー突入から5秒で生まれた電光石火の一撃でした。
デビルズはこのあとも得点を重ね、ティモ・マイヤー、オンドレイ・パラット、ステファン・ノーセンがゴールを記録。最終的に5-3でブラックホークスを振り切りました。
多彩な形での得点 約1年ぶりの記録
この試合の特徴は、デビルズがあらゆる形で得点したことです。5対5のイーブンストレングス(同人数)、パワープレー(数的有利)、ショートハンド(数的不利)、そしてエンプティネット(無人のゴール)と、4種類すべての状況でゴールを奪いました。
デビルズが、イーブン・パワープレー・ショートハンド・エンプティネットのすべてで得点したのは、2024年11月14日のフロリダ・パンサーズ戦以来。約1年ぶりに同じパターンを再現したことになり、攻撃の厚みを示す内容だったと言えます。
主役はヒューズとブラット 要所で存在感
攻撃の起点となったのが、若手ディフェンスのルーク・ヒューズです。ヒューズはこの試合で3アシストを記録し、後方からのパック運びとパスワークで攻撃を組み立てました。
フォワード陣ではイェスパー・ブラットが2アシストをマーク。ブラットは直近3試合で通算4アシストを記録しており、今季のポイント数は自己最多となる84ポイントに到達しています。プレーメーカーとしての存在感を、あらためて示した形です。
ゴール前ではジェイコブ・マルクストロムが21セーブでチームを支えました。相手に3点は許したものの、リードを保つためのセーブを要所で見せ、連敗脱出に貢献しました。
- ルーク・ヒューズ:3アシスト
- イェスパー・ブラット:2アシスト、直近3試合で4アシスト、今季84ポイント(自己最多)
- ジェイコブ・マルクストロム:21セーブ
ヒッシャーの連続ポイントは8試合に
キャプテンのニコ・ヒッシャーも、安定したパフォーマンスを見せています。この日、ステファン・ノーセンのエンプティネットゴールにアシストを記録し、ポイント連続試合を8に伸ばしました。
ヒッシャーは3月11日以降だけで4ゴール5アシストを挙げており、攻守両面でチームを引っ張る存在になっています。派手さだけでなく、試合終盤まで集中を切らさずプレーし続ける姿勢が、連敗中のチームにとって大きな支えになっていると言えるでしょう。
ブラックホークスは追い上げるもあと一歩届かず
一方のブラックホークスも、簡単には試合を明け渡しませんでした。タイラー・ベルトゥッツィ、イリヤ・ミハイェフ、フランク・ネイザーがゴールを決め、何度も追い上げムードを作りました。
ゴールマウスを守ったスペンサー・ナイトは15セーブをマーク。しかしチームとしてはあと一歩及ばず、直近10試合で8敗目と苦しい戦いが続いています。
この試合から読み取れるデビルズの課題と収穫
三連敗後の勝利という意味で、この試合はデビルズにとって「立て直し」のきっかけになり得る内容でした。特に、複数ラインから得点が生まれたこと、パワープレーでもショートハンドでも得点できたことは、今後の戦いに向けた明るい材料です。
- 特定のエースに依存しない、バランスの良い得点パターン
- ルーク・ヒューズら若手と、ブラットやヒッシャーといった主力のかみ合わせ
- リードを守り切るゲームマネジメントの改善余地
一方で、リードを奪ってからも相手に3点を許したように、守備面の細かなミスや流れの変化への対応は引き続きの課題です。三連敗を止めた勢いを維持し、どこまで安定した試合運びに近づけるかが、今後の焦点になりそうです。
デジタルネイティブ世代のホッケーファンにとっても、ルーク・ヒューズやフランク・ネイザーといった若手選手の成長物語は、今後のNHLを見るうえでの注目ポイントと言えるでしょう。
Reference(s):
Devils end three-game losing streak with 5-3 win over the Blackhawks
cgtn.com








