FIBA 3×3バスケアジアカップ 中国男女代表がそろって準々決勝進出
シンガポールで行われているFIBA 3×3 Basketball Asia Cupで、中国の男子・女子代表がそろって準々決勝進出を決めました。短時間で勝敗がつく3人制バスケットボールの国際大会で、中国勢の存在感が際立っています。
シンガポール開催のFIBA 3×3アジアカップとは
FIBA 3×3 Basketball Asia Cupは、シンガポールで開催されている3人制バスケットボールのアジア大会です。アジアの各国・地域の代表チームが集まり、スピード感のある試合を繰り広げています。
中国代表は今回、男子・女子ともに予選リーグ(プール戦)を突破し、そろってベスト8入りを決めました。
男子:中国がプールBを突破しベスト8へ
男子中国代表は、以下の4選手で大会に臨んでいます。いずれも国内の3×3 Super Leagueでプレーしている選手です。
- Guo Hanyu
- Yan Peng
- Zhang Dianliang
- Xiang Zhichao
男子はプールBでChinese Taipei teamとインドと同組になりました。金曜日に行われたプール戦では、まずChinese Taipei teamとの初戦に21-10で快勝し、好スタートを切ります。
続くインドとの試合は一転して接戦となりました。試合終盤、17-17の同点で残り1分を切る緊迫した展開の中、Guo Hanyuが2点シュートを決めて勝ち越し。中国はこの一撃で接戦をものにし、プールBを突破しました。
準々決勝では、プールDの第2シードであるカタールと対戦することになっています。予選で接戦を勝ち切った経験が、ノックアウトステージでどう生かされるかが注目されます。
女子:平均年齢23歳未満の若いチームが堂々の戦い
女子中国代表は、平均年齢が23歳に満たない若いロスターで大会に挑んでいます。メンバーは次の4人です。
- Hu Duoling
- Li Wenxia
- Li Yuyan
- Zhou Mengyun
女子は、昨年の準優勝チームであるニュージーランドと、South Koreaと同じプールに入りました。初戦のニュージーランド戦では、18-17とわずか1点差で惜敗。強豪相手にあと一歩まで迫る内容で、若いチームのポテンシャルを示しました。
しかし、この惜敗で崩れることなく、2試合目のSouth Korea戦では持ち味を発揮します。サイズの優位性と、リング下での堅い守備を武器に主導権を握り、19-12で勝利しました。
この結果、女子もプール戦を突破し、準々決勝でベトナムと対戦することになりました。短期間での連戦のなか、若さと勢いをどう維持するかがカギとなりそうです。
3×3バスケットボールの見どころ
FIBA 3×3アジアカップのような国際大会では、通常の5人制バスケットボールとは違った魅力が際立ちます。
- 3人対3人で行われるため、1対1の駆け引きや個人技が目立ちやすい
- 攻守の切り替えが速く、試合展開がスピーディー
- コートがコンパクトで、ゴール下のフィジカルコンタクトが多い
今回の中国代表の戦いぶりからも、サイズを生かしたインサイドの攻防や、試合終盤の一投が勝敗を分ける緊張感など、3×3特有のダイナミックさが伝わってきます。
中国代表の戦いが示すポイント
今回の結果からは、中国の3×3バスケットボール強化の方向性も垣間見えます。
- 男子は国内3×3 Super Leagueでプレーする選手をそろえ、国内リーグと国際大会をつなげるチームづくりを進めている
- 女子は平均年齢23歳未満の若いメンバーで、強豪ニュージーランドと1点差の接戦を演じるなど、将来性の高いロスターで経験を積んでいる
- 男子・女子ともに、接戦を戦い抜くメンタルとディフェンス力を武器に、アジアの舞台で存在感を示している
準々決勝以降の結果は現時点では明らかになっていませんが、中国代表が今回のFIBA 3×3 Basketball Asia Cupで得る経験は、今後の国際大会や国内リーグ運営にとっても重要な財産となりそうです。
日本のバスケファンが注目したいポイント
日本のバスケットボールファンにとっても、今回の中国代表の戦いぶりは参考になる部分が多いものです。
- 国内リーグ(3×3 Super League)の選手が、そのまま国際大会の中心メンバーとして活躍している点
- 女子が若手中心の構成で強豪と互角に戦い、将来を見据えた育成と国際経験の両立を図っている点
- Asian Cupのような地域大会が、選手の経験値を高める場として機能している点
3×3バスケットボールは試合時間も短く、スマートフォンでの観戦やハイライト視聴にも向いている競技です。シンガポールで戦う中国代表のプレーを追いながら、アジアの3×3シーンの広がりに注目してみるのも良さそうです。
Reference(s):
China reach men's, women's last eight at FIBA 3×3 Basketball Asia Cup
cgtn.com








