FAカップでノッティンガム・フォレストが34年ぶり4強 PK戦制しウェンブリーへ
イングランドFAカップで、名門ノッティンガム・フォレストが34年ぶりとなる準決勝進出を決めました。現地の土曜日に行われた準々決勝でブライトンと0-0のまま120分間戦い抜き、最終的にPK戦を4-3で制しました。
- ノッティンガム・フォレストがFAカップ準決勝進出は34年ぶり
- ベルギー人GKマッツ・セルスがPK戦で2本ストップ
- 今季のFAカップで3ラウンド連続のPK決着
- 1991年以来のFAカップ決勝進出と欧州チャンピオンズリーグ出場の可能性も
守護神セルスが見せた2本ストップの存在感
準々決勝はブライトンのホーム、アメックス・スタジアムで行われました。試合は90分に加えて延長戦でも得点が生まれず、勝負の行方はPK戦に委ねられました。ここで主役となったのが、ノッティンガム・フォレストのベルギー人GKマッツ・セルスです。
セルスはブライトンのジャック・ヒンシェルウッドとディエゴ・ゴメスのキックをセーブし、チームを土壇場で救いました。フォレストはDFネコ・ウィリアムズが1本を大きく枠の上に外す場面もありましたが、最後はライアン・イェーツが冷静にゴール右へ決め、PK戦を4-3で締めくくりました。
PK戦続きでも崩れないタフさ
ノッティンガム・フォレストは今季のFAカップで、すでに3度のPK戦を経験しています。4回戦では3部(サードティア)のエクセターを、5回戦ではトップリーグで苦しい戦いが続くイプスウィッチを、それぞれPK戦の末に下してきました。
今回のブライトン戦も含め、ギリギリの展開を何度もものにしていることは、チームの精神的な強さと守備の粘りを象徴しています。ノックアウト方式のカップ戦では、内容以上に「勝ち切る力」が問われますが、フォレストはその条件をしっかり満たしていると言えます。
34年ぶりの準決勝、その先には1991年の記憶
今回の結果により、フォレストは34年ぶりにFAカップ準決勝へ駒を進めました。もしこのまま決勝まで勝ち進むことができれば、クラブにとっては1991年以来となるFAカップ決勝の舞台が見えてきます。
ヌーノ・エスピリト・サント監督が率いるチームは、今季リーグ戦でも好調を維持し、欧州チャンピオンズリーグ出場権獲得の可能性も取り沙汰されています。カップ戦とリーグ戦の両方で結果を出せれば、フォレストはヨーロッパの舞台に戻るクラブとして、存在感を一気に高めることになるでしょう。
歴史あるクラブの再浮上が示すもの
かつて欧州制覇も経験したノッティンガム・フォレストは、長く中下位に沈む時期も過ごしてきました。そうしたクラブが数十年ぶりにFAカップのベスト4に名を連ねたことは、サッカーの世界にある「浮き沈み」と「再起の物語」をあらためて感じさせます。
一つのシーズン、一つのカップ戦の快進撃が、クラブの方向性やサポーターの熱量を大きく変えることがあります。34年ぶりの準決勝行きは、フォレストにとってどんな転換点になるのか。ウェンブリーで待つ次の一戦は、単なる準決勝以上の意味を持つことになりそうです。
2025年12月8日現在、この勝利によってフォレストはシーズン後半の主役候補として、国内外からの注目を一段と集めています。
Reference(s):
Nottingham Forest reach FA Cup semis for first time in 34 years
cgtn.com








