エムバペ2発でレアルがバルサに並ぶ ラ・リーガ首位争い
スペイン1部リーグ、ラ・リーガの首位争いが一気に熱を帯びています。現地時間の土曜日に行われたレアル・マドリード対レガネス戦で、キリアン・エムバペが2得点を挙げて3-2の逆転勝利に導き、レアルはバルセロナと勝ち点で並びました。アトレティコ・マドリードはエスパニョールに引き分け、タイトル争いから一歩後退しています。
エムバペ2発でレアルが劇的逆転
サンティアゴ・ベルナベウで行われた一戦は、序盤からスリリングな展開になりました。レアルはエムバペのPK(ペナルティーキック)で先制しましたが、残留を争うレガネスがディエゴ・ガルシア、ダニ・ラバの連続ゴールで前半のうちに逆転します。
後半立ち上がり、ジュード・ベリンガムが同点弾を決めて試合を振り出しに戻すと、勝負を決めたのは再びエムバペでした。直接FK(フリーキック)を鋭く決め、王者レアルに貴重な勝ち点3をもたらしました。
バルセロナと勝ち点で並び、首位争いは振り出しに
この勝利により、レアル・マドリードはラ・リーガ首位のバルセロナと勝ち点で並びました。両クラブはアトレティコ・マドリードに勝ち点6差をつけており、優勝争いは事実上2強による競り合いの様相を強めています。
この試合が行われた時点では、宿敵バルセロナは翌日の日曜日にジローナをホームに迎えるカタルーニャ・ダービーを控えており、レアルは一足早くプレッシャーをかける形となりました。
今回の結果で、ラ・リーガの構図は次のように整理できます。
- レアルとバルセロナが勝ち点で並び首位を分け合う
- 両クラブはアトレティコに勝ち点6差をつける
- レガネスは善戦しながらも逆転負けで残留争いが続く
エムバペ33ゴール ロナウドの初年度記録に並ぶ
エムバペのこの日の2ゴールで、今季の通算得点は公式戦44試合で33ゴールに達しました。これは、クラブ通算得点記録を持つクリスティアーノ・ロナウドが2009-10シーズンのレアル加入初年度に記録した得点数と並ぶものです。
カルロ・アンチェロッティ監督は試合後、「エムバペは違いを生み出していて、それこそ我々が彼に求めていることだ」と称賛しました。
エムバペ自身も、クラブメディアのインタビューで手応えと同時に冷静さを口にしています。
「とても特別なことです……クリスティアーノと同じゴール数を挙げているというのは、いつだって良いことです」とエムバペは語りました。「彼がレアル・マドリード、そして僕にとってどれほど大きな存在かは分かっています。彼とはよく話し、たくさんの助言をもらっています。彼は多くのゴールを決めてきました――でも、僕たちはここでタイトルを獲らなければなりません」。
個人記録だけで満足するのではなく、「タイトル」を最優先に掲げる発言は、スター選手としてチームに求められる役割を理解していることの表れと言えそうです。
アトレティコはエスパニョール相手に痛恨ドロー
一方、同じ土曜日に行われたエスパニョール対アトレティコ・マドリードの一戦は、アトレティコにとって厳しい結果となりました。セサル・アスピリクエタが鮮やかなシュートで先制点を挙げたものの、終盤にハビ・プアドのPKで追いつかれ、勝ち点2を取りこぼす形の引き分けに終わりました。
これでアトレティコは、レアルとバルセロナから勝ち点6差の3位にとどまっています。残り試合や直接対決の行方次第では巻き返しの余地はあるものの、「リーガ制覇」という観点では厳しい状況に追い込まれつつあります。
ラ・リーガ首位争いの行方は
今季のラ・リーガは、エムバペとベリンガムを擁するレアル・マドリードと、バルセロナが勝ち点で並んでトップを走る展開となっています。アトレティコが足踏みする中、伝統的な2強が再びリーグをリードしている構図です。
レアルにとっては、逆転勝利という内容も含めて、チームとしての粘り強さと個人のクオリティーの両方を示す一戦になりました。一方で、残留争い中のレガネスにとっても、王者を追い詰めたパフォーマンスは今後への手応えとなりそうです。
12月に入り、シーズンは折り返しに向かいつつあります。エムバペがロナウド級の数字を積み上げる中で、レアル・マドリードとバルセロナの首位争いはどこまで拮抗したまま続くのか――引き続き、国際サッカーニュースとして注目していきたいポイントです。
Reference(s):
Mbappe fires Real Madrid level with Barca as Atletico bid crumbles
cgtn.com








