卓球WTTチャンピオンズ仁川、中国勢が白星発進
韓国・仁川で開催中の国際卓球大会WTTチャンピオンズ仁川で、中国勢が大会初日から4勝1敗と白星スタートを切りました。男子・女子ともにシングルスで存在感を示しています。
林高遠が逆転勝ちで16強入り
男子シングルス1回戦では、世界ランキング9位の林高遠(中国)がデンマークのジョナサン・グロートをゲームカウント3対1で下し、初戦を突破しました。第1ゲームを7-11で落としたものの、プレースタイルを素早く修正し、第2ゲームを11-6で取り返します。
続く第3ゲームでは、ほとんどの時間でリードを許しながらも粘り強く食らいつき、12-10と逆転で奪取。第4ゲームも互いに譲らない展開となりましたが、林が要所で得点を重ねて11-9で競り勝ち、見事な逆転勝利でラウンド16(ベスト16)進出を決めました。
向鵬はストレート勝ち、薛飛はチャイニーズタイペイ勢に敗れる
同じく男子シングルスでは、向鵬(中国)がエジプトのオマル・アッサーを11-6、11-8、16-14のストレートで下し、危なげなく16強入りを決めました。とくに第3ゲームではデュースにもつれましたが、落ち着いた試合運びで試合を締めくくりました。
一方で、薛飛(中国)はチャイニーズタイペイの林昀儒に9-11、11-3、13-11、11-5で敗れ、この日唯一の中国勢黒星となりました。第2ゲームを大差で取り返し、第3ゲームも13-11で奪うなど見せ場を作りましたが、流れを掴みきることはできませんでした。
女子は王芸迪と錢天一が快勝
女子シングルスでは、第1シードの王芸迪(中国)がチャイニーズタイペイの鄭怡静を11-7、11-2、11-5のストレートで圧倒。ラリーの主導権を終始握り、危なげない内容で初戦を終えました。
錢天一(中国)もインドのマニカ・バトラと対戦し、11-2、8-11、11-3、11-6で3対1の勝利。第2ゲームを落とした後も落ち着いて立て直し、攻守のバランスを取り戻して残りの2ゲームを連取しました。
短期決戦で問われる対応力とメンタル
WTTチャンピオンズ仁川では、シングルスはいずれも5ゲームマッチの短期決戦となっており、1ゲームごとの流れの変化がそのまま勝敗につながります。初戦から逆転劇や接戦が続いたことは、中国勢の対応力とメンタルの強さを印象づける内容となりました。
これからのラウンド16の見どころ
林高遠、向鵬、王芸迪、錢天一の4人はラウンド16に進出し、さらなる上位進出を狙います。今後の見どころとして、次のポイントが挙げられます。
- 林高遠が逆転勝ちの勢いを保ち、上位シードとの対決でどこまで勝ち進むか
- 向鵬がストレート勝ちの好調さを、強豪相手にも発揮できるか
- 王芸迪と錢天一という中国女子の二枚看板が、安定した内容で決勝ラウンドまで駆け上がれるか
スコアだけを見ると一方的に見える試合もありますが、その裏にはサービスやレシーブの微調整、1本ごとの駆け引きが積み重なっています。短い時間の中で選手たちがどのように試合を組み立てているのかに注目しながら、今後の試合を追いかけてみてはいかがでしょうか。
Reference(s):
cgtn.com








