インテル対ミランのイタリア杯準決勝第1戦、1-1ドローで第2戦へ
イタリア杯(コッパ・イタリア)準決勝第1戦のミラノ・ダービーは1-1のドローに終わり、インテルとACミランの勝負は第2戦に持ち越されました。欧州サッカーでも注目度の高いこの国際ニュースを、日本語で整理します。
- インテルとミランのイタリア杯準決勝第1戦は1-1
- ミランのタミー・エイブラハムが後半開始直後に先制
- インテルのハカン・チャルハノールが終盤に同点弾
- リーグ首位で三冠を狙うインテルと、巻き返しを期すミラン
- 勝者は来月ローマで行われる決勝でボローニャと対戦する可能性
ミラノ・ダービーは1-1、第2戦へ向けて拮抗した展開
水曜日にサン・シーロで行われたイタリア杯準決勝第1戦は、インテルとACミランが1-1で引き分けました。2試合合計スコアで争われるこの準決勝は、第2戦に向けて全てが振り出しに戻った形です。
試合は後半立ち上がりに動きました。後半開始からわずか1分後、ミランのタミー・エイブラハムが巧みなターンから鋭いシュートを突き刺し、インテル守備陣の一瞬の緩みを突いて先制ゴールを奪いました。
しかしインテルも黙ってはいませんでした。67分、トルコ代表主将のハカン・チャルハノールがペナルティエリア外から放った低い弾道のシュートが、ミランの守護神マイク・メニャンの手をすり抜けてゴールイン。これでスコアは1-1となり、そのまま試合は終了しました。
チャルハノール「負けないことが重要だった」
同点弾を決めたチャルハノールは試合後、「五分五分のゲームだった。ミランにもチャンスがあったし、僕たちにもあった。後半は少し良くなったと思う」と振り返りました。
さらに、「今日は負けないことが重要だった。まだもう1試合残っているからね」とも語り、このドローを前向きに評価しました。インテルにとって、この引き分けは第2戦に望みをつなぐ悪くない結果と言えます。
エイブラハムの一撃で先制したミラン
ミランに先制点をもたらしたエイブラハムにとって、このゴールは今季公式戦9点目となりました。素早い反転から鋭いシュートを打ち込んだプレーは、インテルの若きディフェンダー、ヤン・ビセックの緩いマークを突いたものでもありました。
リーグ戦では苦しい状況が続くミランにとって、強豪インテル相手に先にスコアを動かしたことは大きな手応えと言えます。とはいえ、リードを守り切れなかったことは、第2戦に向けた課題として残りました。
立場は対照的:三冠を狙うインテル、浮上を目指すミラン
現在のセリエAでは、インテルがディフェンディングチャンピオンとして首位を走っており、リーグ戦・イタリア杯・欧州チャンピオンズリーグの三冠(トレブル)を狙っています。今後は、バイエルン・ミュンヘンとのチャンピオンズリーグ準々決勝も控えており、シーズン終盤に向けて大一番が続きます。
一方のミランは、イタリアのトップリーグで9位と苦しい位置に立たされており、首位インテルとは勝ち点20差、チャンピオンズリーグ出場圏からも9ポイント離れています。日曜日にナポリに敗れた直後ということもあり、この準決勝第1戦には巻き返しのきっかけをつかみたいという強い思いで臨んでいました。
コンセイソン監督「守備面の出来に満足」
セルジオ・コンセイソン監督率いるミランは、結果こそドローだったものの、内容面では一定の手応えを得たようです。コンセイソン監督は試合後、「難しい相手との良い試合だった。守備面でしっかり戦う必要があったが、それができたので満足している」とコメントしました。
さらに「試合への入り方も良かった。このアプローチを続けていかなければならない」と話し、チームの姿勢を評価しました。守備の安定が続けば、リーグ戦での順位浮上や、イタリア杯での決勝進出も現実的な目標となってきます。
決勝の対戦相手はボローニャか
この準決勝の勝者は、来月ローマで行われるイタリア杯決勝でボローニャと対戦する可能性が高いと見られています。ヴィンチェンツォ・イタリアーノ監督率いるボローニャは、火曜日に行われたもう一つの準決勝でエンポリに3-0の快勝を収めており、決勝進出に大きく近づきました。
ミラノ・ダービーの第2戦は今月後半に予定されており、わずかなミスが勝敗を左右する緊張感の高い一戦になりそうです。三冠を目指すインテルにとっても、浮上のきっかけをつかみたいミランにとっても、シーズンの流れを決定づける重要な90分になるでしょう。
国際ニュースとしても注目されるこのカードが、次にどのようなドラマを生むのか。サポーターだけでなく、欧州サッカー全体がその行方を見守っています。
Reference(s):
cgtn.com








